色のもたらす効果

2022年08月31日 社員のつぶやき

お盆明けから気温がぐっと下がって過ごしやすい日が増えたように感じますが、相変わらず湿度は高い日が続いていますね。

突然ですが、あなたの好きな色はなんですか?

ぱっと出てくる人もいれば、普段あまり意識せずすぐには選べないという人もいるかと思います。

実は、自分が思っている以上に私たちは日常的に「色」に誘導されています。

例えば「赤」という色。
お店のタイムセールや「激安キャンペーン!」といった広告には赤色が使われることが非常に多いのですが、これは、赤という色がアドレナリンを分泌させ興奮を促したり、より感情的で衝動的な気分にさせるという特性をうまく利用しているのです。
「衝動買い」なんて言葉は、まさにそのままの意味合いです。

それぞれの色の働きと色彩心理

【赤】警戒心、注意力を喚起し、人間の感情的興奮や刺激をもたらす。色の中で最も長い波長を持ち、交感神経に刺激を与え体温•血圧•脈をあげる。

【オレンジ】楽天的な印象をあたえ、陽気にみえる。消化、新陳代謝をよくする作用があるため、食欲を増進させる。血管や自律神経を刺激し身体を活動的にする。

【黄】明るさや希望を与える。運動神経を活性化させる。脳の活性化がよくなり頭の回転が早くなる。集中力がアップする。

【緑】情緒の安定、安心感の増加。身体を癒す色。筋肉の緊張をほぐし、リラックスさせてくれる。また、筋肉や骨その他組織の細胞を作る力を促進したり、暖和効果があるので血圧を下げる。

【青】爽快感、冷静を与える。鎮静作用があり、精神的に落ち着かせる作用がある。体温の低下、痛みの暖和などの作用もある。

【紫】高貴さ優雅さを表す。集中力アップ、鎮静効果。リンパ管や心筋、運動神経の働きを抑制する。

色彩のもたらす効果を理解することで、身の回りの物の色を意識して自分のコンディションを操作するだけでなく、ビジネスにおいてもフロアや接客の場においては少し色使いを工夫するだけで、お客様にとって快適な空間に変化させることができることができます。必要としている効果を発揮する色を知り、身近で小さな物から積極的に取り入れてみてください。

参照:https://blog.btrax.com/jp/color/

 

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