眼精疲労を甘く見ないで!

2022年04月22日 社員のつぶやき

あっという間に満開の桜も散り、初夏陽気も見え隠れしていますね。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

「リモートワーク」が推奨されるようになってから、本業でも副業でもパソコン作業するという人も増えてきているようです。

そうした長時間のパソコン作業は、実は体のあらゆる部分をむしばむので、しっかりケアしたり対策したりする必要があります。

そこで今回は、パソコン作業を長時間する人がもっとも直面する“目の疲れ問題”をどのように対策したらよいのかについて紹介します。

長時間のパソコン作業でしっかり目をケアすべき理由

1.ブルーライト眼鏡は必須
2.パソコンの画面や角度を調節する
4.点眼薬を上手に活用する
5.マッサージで老廃物を流す

長時間のパソコン作業でしっかり目をケアすべき理由

長時間パソコン作業をすると、特に目がダメージを受け、その結果VDT症候群(別名:IT眼症※がんしょう)などの病気を発症することもあります。

VDT症候群が引き起こす症状
眼精疲労、目の痛み、目の渇き、目のかすみ、物がぼやける・二重に見える、視力の低下、目が赤くなるなど。

ちなみに、目の症状だけにとどまらず、首や肩のコリ、腰痛、腰のだるさ、手や腕のしびれなどの症状が出ることもあります。
こうした症状に対してなにも対策を講じずに放置しておくと、眼精疲労が慢性化し、仕事の能率がますます悪くなるだけでなく、心の病気にも発展するので、しっかり対策するべきです。

1.ブルーライト眼鏡は必須

ブルーライトとは、人間が見える光の中でももっとも波長が短い光で、紫や青色に見えるのですが、こうした“波長の短い可視光線”は、光のエネルギーが強く目に悪影響なのです。

ブルーライトで失明することはなさそうですが、目の渇きやかすみを引き起こし、疲労を増大させることは間違いないようです。

長時間パソコン作業するのであれば、ブルーライトをカットする眼鏡でしっかり対策しましょう。

2.パソコンの画面や角度を調節する

パソコン画面の明るさやコントラストが適切だと疲れ目になりにくいようです。

プログラミングやワードエクセスを使用した資料作成などの細かい作業の場合、画面は明るめでコントラスト高めという人が多いようですが、特に白地に黒文字で表示されるテキストで作業する場合は、少し暗めにすると目への負担が低いことがわかっています。

さらに、画面の角度や画面との距離も大切。
上向き目線でディスプレイを見る形だと、目が緊張した状態になり疲労がたまりやすくなるので、少し伏し目がちで画面を見るくらいの高さにディスプレイを調整するといいです。

また、画面との距離は通常のディスプレイの大きさであれば40cm以上、ワイド画面の場合は、50cm以上が適切な距離です。

3.点眼薬を上手に活用する

先にも述べましたが、目のケアをしっかりしないと病気になることがあります。しかし、症状がそこまでいかなくとも、パソコン作業をする人の約60%はドライアイに悩まされているようです。
最近では、目の中に働きかけて水分を出させる点眼薬なども出てきましたので、そのような点眼薬を上手に活用してドライアイに対処していきましょう。

4.マッサージで老廃物を流す

長時間パソコンで作業していると、目の周辺の筋肉が凝り固まって血液やリンパの流れが悪くなり、疲労感を増大させます。

ですので、おすすめしたいのは、休憩時にマッサージをすることです。

眼精疲労に効くツボはいくつもありますが、特に以下の3つのツボを刺激すると効果的です。
攅竹(さんちく)
眉頭の内側の少しくぼんだ部分
晴明(せいめい)
目頭の左右のくぼんだ部分
太陽(たいよう)
左右のこめかみのくぼんだ部分
眼精疲労に効くツボ
これらのツボをゆっくり呼吸しながらリラックスした状態で静かにおさえると、目の周辺がスッキリしてきます。

また、眼球を上下左右にぐるぐる回したりするなどして目の運動をすることもおすすめです。

通信技術の発達は働き方を変えたり、生活を便利にしている一方で、ヒトの健康も奪っているという側面もあります。

しっかりケアしていきましょう!

参照:https://rin-shopping.jp/pc/eye_strain

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