「鼻うがい」でウイルス・花粉を撃退!

2022年03月23日 社員のつぶやき

暖かい日が多くなり、過ごしやすい季節になってきましたね。

桜の開花予想が発表されるといよいよ春なんだなと感じます。

春と共にやってくるのが「花粉」。

重度の花粉症の方は1月頃から薬を服用していたり、免疫治療を行っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回はコロナウイルスの後遺症にも効果が期待されており、今注目されている「鼻うがい」について調べてみました!

 

自作の食塩水はしっかり濃度を守って。

鼻うがいは、鼻の中に溜まった埃やウイルスなど、多くの異物を鼻の中から取り除くことができる洗浄方法です。

鼻うがいに使う洗浄液は、食塩を使って生理食塩水を作ることでできます。鼻うがいに慣れていない間は、市販の洗浄液を使うことをおすすめ。回数を重ね慣れてくると自作の洗浄液でも鼻うがいができます。

生理食塩水は、鼻水と近い塩分濃度にする必要があるため、正しいレシピで作ることが大切です。真水を使って鼻の洗浄をすると浸透圧の違いがあるため、鼻にツンとした痛みを感じます。

★★レシピ★★

  • 300ccの真水を沸騰させる
  • 沸騰させた水を体温に近い温度(35℃〜37℃)まで下げる
  • 食塩2.7g(0.9%)を入れて、しっかり溶かす

一度の鼻うがいで、使用する洗浄液の量は約200cc~300ccほど必要です。自分で生理食塩水を作る際も、レシピ通りに分量を用意し200cc~300ccになるように生理食塩水を作りましょう。

危険性のない5つの鼻うがいのポイント

 

鼻うがいはやり方を間違ってしまうと痛みだけでなく、中耳炎を引き起こしたり、炎症をさらに悪化させてしまう可能性があることも、、、

鼻うがいをするポイントをしっかりと把握していることで、危険性のない鼻の洗浄を安心して行えます。

ここでは、危険性を高めない鼻うがいのポイントについて5つご紹介します。

上を向かない

鼻うがい中は、大きく上を向かないようにしましょう。上を向いてしまうと、洗浄液が耳に流れ込み、中耳炎になる恐れがあります。

かるく前傾姿勢になり、顔を斜め下に傾けて鼻うがいを行うことで中耳炎になるリスクが抑えられます。

唾を飲み込まない

鼻うがい中に、唾を飲み込むことでも中耳炎になる危険性があります。上を向いてしまうことと同様に、洗浄液が耳に流れ込む危険性が高くなります。

鼻うがい中は、「えー」などと声を出しながら洗浄液を鼻の中に流し込みましょう。声を出すことで唾を飲み込むことを回避でき、危険性が抑えられます。

真水や水道水をそのまま使用しない

先ほどご紹介したように、鼻うがいは洗浄液のもとや、食塩を使った生理食塩水を使って鼻の洗浄を行います。

真水を使って鼻うがいをすると痛みが伴うため、真水のまま鼻うがいをすることはおすすめできません。

鼻の中をより清潔にするためにも、洗浄液のもとを購入するか、生理食塩水を自分で作り鼻うがいを行うように心がけましょう。

鼻うがい後は鼻を強くかまない

鼻うがいが終わった後にも危険性があるため注意が必要です。鼻うがい後に、鼻の中に洗浄液が残っている状態で強く鼻をかんでしまうと、耳管に洗浄液が流れこみ、中耳炎になる可能性があります。

鼻の中に洗浄液が残っている場合は、鼻の中を傷つけない素材のタオルやティッシュで拭き取るか、痛みがないように優しくかむようにしましょう。

 

正しい鼻うがいのやり方を行うだけで、危険性のない安全な鼻の洗浄をできるため、鼻の疾患で悩んでいる方や、家族や友人にもおすすめしやすいケアの一つです。

鼻うがいをすることで、新型コロナウイルスなどのウイルス性の予防や、花粉症などのアレルギー性鼻炎の症状の緩和に繋がるため、生活の質が高くなりストレスの解消にもなります。

「痛そう」という理由から敬遠しがちですが、やり方をまちがえなければ痛みもありません。

ぜひ皆様チャレンジしてみてください!

参照:https://www.hananavi.jp/hanaugai-kikensei/

 

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