複合機のTEC値は何でしょうか?電気料金の削減にもつながるとは!

2022年02月09日 お得・特売情報
TEC値とは

省エネの基準として採用されている「TEC値」とはどのようなものでしょうか?TEC=Typical Electricity Consumption(標準的な電力消費)は、「国際エネルギースタープログラム」の基準として使用されている値で、省エネ法やブルーエンジェル等にも採用されている電力消費のデファクトスタンダードです。 プリンター・複合機を、午前4時間(15分 x 16回)と午後4時間(15分 x 16回)の2回稼働させた場合の①スリープ時の電力+②プリント時の電力+③レディ時の電力を1日とし、1週間(5営業日 + 週末)トータルした積算電力量(単位はkWh/週)がTEC値となります。

各メーカーでは、基準をクリアするために、TEC値を下げる為の改良を実施してきました。
※ 注) 回数は印刷速度によって変化します

複合機やコピー機・プリンターなどの電気代には「TEC(テック)値」が関係し、お使いの複合機のTEC値が分かればある程度の電気料金が把握できます。

まずTEC値は「Typical Electricity Consumption」の略語で、日本語にすると「標準的な電力消費」になります。そして、TEC値は「国際エネルギースタープログラム」に適合するための評価基準となる値になり、簡単に表現すれば複合機などの機器の節電機能を表す値になります。

複合機って基本的に24時間電源を入れていますが、待機中も電力は消費します。

複合機は「待機状態→コピー・印刷」を繰り返しており、それぞれの動作で消費する電力の合計が電気料金になります。

何となくイメージできましたが、どうやってTEC値は算出するの?

それは、複合機・コピー機・プリンターなどの事務機器の「概念的1週間」で算出します。

概念的1週間とは、【稼働とスリープ/オフを繰り返す5日間】+【スリープ/オフ状態の2日間】になり、この期間の消費電力量(kWh)がTEC値になります。

それは先程ご紹介したTEC値が分かれば、1ヶ月のおおよその電気料金は計算できます。
もちろん、あくまでも目安になる金額ですが、導入をするときに計算することである程度のランニングコストを把握することができます。

そこで、例えとしてTEC値を2.5kWh、電気料金は一般的な27円/1kWhで計算してみましょう。

2.5kWh÷7日=1日あたり0.36kWh
(0.36kWh×27円)×30日=1ヶ月の電気料金292円

1ヶ月292円なので年間で考えれば、292円×12ヶ月=3,504円ということになります。

このように、TEC値が把握できれば、おおよその電気料金が把握できます。
ただし、利用頻度が多くなれば電気料金は当然増えますので、ある程度の電気代の目安として計算することをおすすめします。

※syshan電気さらに電気料金を削減できるプラン。

詳しくは弊社までお問い合わせください。

 

 

 

 

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