七五三の基礎知識。

2017年11月18日 社員のつぶやき

 

●七五三とは?

子どもが無事に成長したことをお祝いする家庭行事のひとつです

乳幼児の死亡率が高かった昔は、子どもが3歳になると無事に乳児期を過ごしたお祝いをしました。
また7歳になると行う氏神様へのお参りは、無事に成長した子どもの姿を見せて感謝と共に地域社会の一員になったことを認めてもらう大切行事とされています。
下記は当時の武家の儀式でしたが、現在行われている七五三は江戸時代の中期から広まったものです。

•三歳の男女 髪をのばしはじめる「髪置き」
•五歳の男子 はじめてはかまをつける「袴着(はかまぎ)」
•七歳の女子 帯をつかいはじめる「帯解き」

有名神社に着飾ってお参りする習わしは、江戸の呉服屋と有名神社が仕掛けたお参りの仕方が庶民の間に広まったためとも言われています。

●七五三をする時期

七五三の時期はいつからいつまでと決まっていません。
11月15日にお祝いするのは、徳川五代将軍綱吉の子「徳松」のお祝いに因んだという説。
日の吉凶を占う方式の一つに二十八宿(にじゅうはっしゅく)というのがあり、その二十八宿のうちで最良の吉日とされたのが「鬼宿日(きじゅくにち)」であること。
すなわち大安吉日だったという説。また霜月祭りの日(家業に関係深い神々を祭る日)など諸説あるようです。

 

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