ウイルスソフトの体験版、そのまま放置は最も危険

2017年01月30日 社員のつぶやき

「ウイルス対策ソフトが入っているけど、実は動いて無かった。」

ちょっと背筋が寒くなる話ですが、最近目の当たりにした現実ですので、お話ししたいと思います(^^;

大体入っているウイルス対策ソフトの体験版

世間一般に流通しているWindowsのパソコンには、何らかのウイルス対策ソフトが入っています。

多いのはマカフィーとかノートン。でも共通して言えるのは「体験版」というところ。

大体のものは90日とかで効力(ウイルススキャンやアップデート)が切れ、そこからは過金して使い続けるか別なソフトに入れ替えてという流れになります。

すでにライセンスやソフトをお持ちの方の場合、パソコンの購入時にセキュリティソフトを入れ替えて使われるかと思います。

そうではない場合には「とりあえず」でそのまま体験版を運用されるでしょう。そして体験版の終了と合わせて購入や変更等を行うかと思いますが…

最近であったケースは「まぁ、いいか」とそのまま体験版終了のまま放置するというもの。実はこれ、とても危険な状態です。

ソフトが入っているけど、何も対応しれくれない

コンピューターウイルスは日々進化するものです。そのためイタチごっこでそれに対応したワクチンがリリースされ、ウイルス対策ソフトがアップデートされているのです。

当然ながら、体験版が終わってしまった有効期限切れのウイルス対策ソフトはそういうアップデートがなされず、時代遅れの状態になってしまいます。

つまり狙われてしまうとコンピューターウイルスの意のまま・・・。この状態はウイルス対策ソフトは名ばかりの状態でしかありません。

自分で対策しないと環境は変わりません

さて、放置の危険性は前述の通りなのですが、なによりも環境は放置状態じゃ何も変わらないという点です。

WindowsにはWindows Defenderという標準のウイルス対策ソフトがありますが、設定等を変えない限り、勝手にはこの対策設定に変わらないのです。最低限、Windows Defenderが入っていれば防げるウイルスの脅威もあります。

それでも初めから入っているウイルス対策ソフトの体験版をアンインストールしてWindows Defenderを有効にする方法を行わないと、ウイルス対策が全くされていない状態となってしまいます。

「入っているから安心」ではなく、きちんと有効になって日々アップデートされて初めて活きるウイルス対策。

定期的に環境の見直しやチェックを行う習慣づけも、利用者としては必要になってくる内容です。

さんぺ~

Copyright c syshan.jp all rights reserved.