【2027年度改訂】ITパスポートはいつ受ける?2026年度との違い・受験時期を解説💡
お世話になります
まえやまです。
今回は【ITパスポート】について触れたいと思います📖
ITに関する基礎知識を幅広く学べる国家試験「ITパスポート」。
IT業界だけでなく、営業職や事務職、管理部門など、さまざまな仕事でデジタル技術を活用する機会が増えています。⤴⤴⤴
そんなITパスポートですが、2027年度から試験制度の改訂が予定されていることをご存じでしょうか?
「これから勉強を始めようと思っていたのに、試験内容が変わるの?」
「2026年度中に受験した方がいい?それとも2027年度まで待つべき?」
このように、受験するタイミングに迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか🤔
そこで今回は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表している情報をもとに、2027年度の改訂ポイントや現行試験との違い、受験時期を決める際の判断材料をわかりやすく解説します💡
※本記事は2026年10月27日時点の公表情報をもとに作成しています。新試験制度の内容は今後変更される可能性があります。
1.ITパスポートは2027年度からどう変わる?
ITパスポートは、ITに関する基礎知識を身につけていることを証明できる国家試験です。
現在は、経営や法律、システム開発、ネットワーク、情報セキュリティなど、幅広い分野から出題されています。
そして2027年度からは、デジタル技術を取り巻く環境の変化に対応するため、試験内容の見直しが予定されています🔍
改訂の背景にはAIやDXの普及がある
近年、生成AIやクラウドサービス、データ分析など、デジタル技術の活用はさまざまな業界に広がっています。
例えば、【営業活動での顧客情報の管理】、【事務作業の自動化】、【AIを活用した資料作成】なども身近な例です。
こうした変化に伴い、ITの仕組みを理解するだけでなく、デジタル技術を安全かつ適切に活用するための知識も重要になっています。
今回の改訂では、こうした時代の変化を踏まえ、ビジネスに必要なデジタルリテラシーをより幅広く評価する方向で検討が進められています。
※DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、データやデジタル技術を活用して、業務やビジネスの仕組みなどを変革する取り組みのことです。
2027年度の主な変更ポイントは3つ!
IPAが公表した見直し案では、ITパスポートの主な変更点として、次の3つが示されています。
① 出題分野の再整理
現在の「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」という3分野から、「ビジネス」「テクノロジ」「セキュリティ・倫理」の3分野へ再整理する予定です。
② DXやデータマネジメントに関する内容の追加
DXを推進する際に求められる考え方や姿勢、データを適切に管理・活用するための基礎知識が追加される予定です。
③ AI時代に対応したセキュリティ・倫理の強化
AIやデジタル技術を活用する際に必要な情報セキュリティや倫理に関する内容が強化される予定です。
つまり、従来のITに関する基礎知識に加えて、デジタル技術をビジネスでどのように活用するかという視点も、より重視される方向です。
なお、これらは公表時点の見直し案に基づく内容ですので、最終的な出題範囲については、IPAの正式発表を確認しましょう。
2.2026年度と2027年度の試験は何が違う?
それでは、現行のITパスポート試験と2027年度の新試験制度では、具体的に何が異なるのでしょうか?
現時点で公表されている内容を比較してみましょう😎

※2027年度の内容はIPAが公表した新試験制度案に基づきます。
新制度になると試験は難しくなる?
ここで気になるのが、試験の難易度ではないでしょうか。
出題分野が変わると聞くと、「今より難しくなるのでは?」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、現時点では、新制度によって試験の難易度や合格率がどのように変化するかを判断することはできません😵
出題分野の再整理は、必ずしも難易度の上昇を意味するものではないためです💦
また、ITパスポートは新制度でも、ビジネスパーソンに必要なデジタルリテラシーの基礎知識を評価する試験として位置づけられています。
そのため、難易度の変化を予想して受験時期を決めるよりも、自分がいつ資格を取得したいのか、どの出題範囲で学習を進めたいのかを考えることが大切です💓
3.2026年度中の受験が向いているのはどんな人?
まず、2026年度中の受験を検討しやすいのは、次のような方です。
すでに現行の教材で勉強を進めている人
現在、参考書や問題集を使って学習している方は、現行制度での受験を検討する価値があります✨
特に、試験範囲を一通り学習している場合は、これまで身につけた知識を整理し、苦手分野を復習することで受験準備を進められます🔥
ただし、2026年度中の受験を目指す場合は、試験の実施日程に注意が必要です⚠️
仕事や就職活動などで早めに取得したい人
業務でITの知識を活用したい方や、就職活動、社内の資格取得制度などに合わせて取得を目指している方も、早めの受験を検討しやすいでしょう。
資格取得の目的や希望時期が明確であれば、それに合わせて学習計画を立てることができます。
もちろん、短期間での取得を無理に目指す必要はありません。
仕事や学校生活とのバランスを考えながら、十分な準備期間を確保することが大切です。
4.2027年度の受験が向いているのはどんな人?
一方で、2027年度の新制度での受験を検討する選択肢もあります。
これから学習を始める人
ITパスポートの勉強をこれから始める方で、資格取得を急いでいない場合は、新制度の出題範囲に合わせて学習計画を立てる方法もあります。
IPAは2027年度の新試験制度に向けて、シラバス案やサンプル問題を公開しています。
これらを参考にすることで、新制度で求められる知識を把握しながら準備を進められます。
ただし、正式な出題内容が確定するまでは、最新情報を確認しながら学習を進めましょう。💡
AIやDXに関する知識も体系的に学びたい人
2027年度の新制度では、DXに必要な考え方やデータマネジメントの基礎、AI時代のセキュリティ・倫理などが重視される予定です。
そのため、こうした分野を含めて体系的に学習したい方にとって、新制度のシラバスは学習の指針になるでしょう。
ただし、AIやDXに関する内容は現行試験でも扱われています。
「新制度でなければAIについて学べない」というわけではありません。
どちらの制度でも、ITの基礎知識を身につけるという目的に変わりはありません。

5.受験時期を決める前に知っておきたい試験休止の予定
2026年度中の受験を考えている方に、ぜひ確認していただきたい情報があります。
IPAは、CBT方式で実施する試験のシステムリプレースに伴い、ITパスポート試験を2026年12月28日以降、一時休止する予定であると案内しています。
CBT方式とは、試験会場のコンピューターを使って問題に解答する試験方式のことです。
2026年10月27日時点で確認できるIPAの案内では、次のように示されています。
- 2026年12月27日まで:試験開催日を選択できる期間。ただし会場により実施日が異なります。
- 2026年12月28日以降:システムリプレースに伴う試験休止予定
- 試験再開時期:IPAの最新案内で確認が必要
つまり、2026年度中に資格を取得したいと考えていても、希望する時期に試験を受けられるとは限りません😦
特に年末に向けて受験を検討している方は、学習の進み具合だけでなく、試験会場の空席状況や最新の日程も確認しておきましょう🔍

6.自分に合った受験タイミングを決める3つのポイント
ここまで2026年度と2027年度の違いをご紹介しましたが、結局どちらを選べばよいのでしょうか?
迷ったときは、次の3つを整理してみましょう💡
① 現在の学習状況を確認する
すでに現行の参考書や問題集で学習している場合は、まず現在の理解度を確認しましょう。
一方、これから勉強を始める方は、学習に確保できる時間や受験希望日から逆算して計画を立てることが大切です。
② 資格を取得したい時期を明確にする
仕事での活用、就職活動、自己啓発など、ITパスポートを取得する目的は人それぞれです。
資格が必要になる時期が決まっている場合は、その予定を優先して受験計画を考えるとよいでしょう。
③ 最新のシラバスと試験日程を確認する
試験制度の改訂時期には、教材の対応状況や試験日程など、確認しておきたい情報が増えます。
特に2027年度の新制度については、現時点で公表されている情報に変更が生じる可能性があります。
IPAの公式サイトを定期的に確認し、受験予定の制度に対応した教材を選ぶことが大切です。
7.まとめ|自分に合ったタイミングでITパスポートに挑戦しよう!
2027年度のITパスポート試験では、出題分野の再整理や、DX・データマネジメント、セキュリティ・倫理に関する内容の強化が予定されています。
今回のポイントを整理すると、次のようになります。
- 2027年度春頃から新試験制度への移行が予定されている
- 出題分野は「ビジネス」「テクノロジ」「セキュリティ・倫理」に再整理される予定
- 現行制度で学習中の方は、2026年度中の受験を検討する選択肢がある
- 資格取得を急いでいない方は、新制度に合わせて準備を進める選択肢もある
- 2026年12月28日以降は試験休止が予定されているため、最新日程の確認が重要
試験制度が変わると聞くと、受験のタイミングに迷ってしまうかもしれません。
しかし、ITパスポートの目的は、単に資格を取得することだけではありません。
学習を通じてITの基礎知識を身につけ、日々の業務やデジタル技術の活用に役立てることにも価値があります💰
2026年度と2027年度、それぞれの特徴を理解したうえで、ご自身の目的や生活スタイルに合った受験時期を考えてみてはいかがでしょうか??
syshan株式会社では、OA機器やIT環境の整備など、オフィスに関するさまざまなご相談を承っています。
ITやデジタル技術の活用についてお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。→🌍地球マークをクリック!
参考資料・関連リンク
- IPA「試験制度の見直しについて」
https://www.ipa.go.jp/shiken/minaoshi/index.html - IPA「新試験制度のシラバス案について」
https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/henkou/2026/20260630.html - IPA「情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について」
https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/henkou/2025/20260331.html - IPA「2026年5月以降の試験実施について」
https://www.ipa.go.jp/shiken/2026/cbt-202605-jisshi.html - ITパスポート試験公式サイト「試験内容・出題範囲」
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html
※本記事の情報は2026年10月27日時点のものです。受験に際しては、IPAの最新情報をご確認ください。
















