オフィスの歴史🏢 ~空間編③~
2024年11月22日
社員のつぶやき
お世話になっております。 まえやまです。 前回までのあらすじ、 バブルを乗り越えて徐々に今のオフィススタイルに近づいてきましたね✨ 今回は2010年~現在(令和)まで一気に進めていきます💪 2010年代。 日本のオフィスは大きな変化がなく推移してきましたが、 IT化によって物を作らない事業も拡大、 また欧米や米国との海外事業展開が広まると同時に オフィスデザインにおける考え方や評価が変わってきました。 アメリカ西海岸にあるシリコンバレーに集まる企業、 AppleやIntel、Google、FaceBook、Yahoo!など、 世界を代表するソフト・IT関連の企業の働き方や コミュニケーション、創造性を生み出すためのオフィスデザインが 日本企業にも大きく影響しだしたのです!✨ デジタル機器を利用して場所にとらわれない働き方をする人を 「ハイパーノマド」や「デジタルノマド」という呼び名で広まり、 「ノマドワーカー」という言葉でインターネットがつながれば どこでも仕事のできる人が増えてきたのもこの頃📶 企業でもIT化の推進によって、オフィス内での自席はあるものの、 場所や時間にとらわれない働き方を取り入れる企業も出てきたのです。 そして、ITインフラの普及に伴い メールやチャット、SNSでのコミュニケーションもスピーディーで 柔軟性を大切にするという背景から気軽に集まれる「フリースポット」なる場所も オフィス内に見られるようになっていきます。 ※引用:コクヨ梅田ライブオフィス カフェのようなデザインで気軽に集まれて会話のできるフリーアドレス式のオフィス。 今までは打ち合わせをするためにミーティングルームを多く併設していたものが、 オープンスタイルの空間の中にボックスタイプのソファなどを取り入れ 多少のプライバシーを設ける程度のオフィスも増えました✨ ワークスペース自体もフリーアドレスタイプのデスクがトレンドとなり 日常的に席を選ぶことによって向かいや隣に座るメンバーも変わり、 メンバー同士のコミュニケーションを生む工夫が促されるようになりました。 ・・・しかし、です。 そう、 COVID(コビット)ー19、パンデミックの発生です。 コロナがオフィスの必要性そのものを、根底から見直しを迫ってきたのです。 企業とそのワーカーたちに、感染の勢いそのままに 「働き方」について問いかけてきました。
2020年代。 始まりがまさかのパンデミックで幕を開けるとは誰も思わなかったでしょう。。 働き方自体を見直さざるをえなかったコロナショック。 新型コロナウイルスの感染拡大は、住宅勤務🏠、テレワーク💻が前提となる働き方が 普及せざるを得なかった企業も多く、これまでのオフィスのあり方についても 再考せざるをえませんでした。 大企業のなかにはコロナをきっかけに都心一等地の自社ビルを売却したり、 地方に拠点を移したりといった対応をした企業もありました。 そして現在、 中小企業の企業では、仕事はリモートワークでの対応できることがわかり 賃貸オフィスを解約してバーチャルオフィスやシェアオフィスを 利用するようになったという企業もありました。 そして「アフターコロナ」へ向けた「オフィスのスタイル」の進化は今も続いています。 「オフィスに集合して働く」という概念自体を柔軟に再考しつつ、 コロナ渦においてテレワークの有用性は、図らずも浸透しました。 ITを活用したコミュニケーションも前提としながらも、 「オフィスというパブリックなスペースの中に、 十分なワークスペースとプライバシーが確保された空間」こそが、 生産性の側面からも最新最適なオフィススタイルということが広がっています。 オフィスの始まりから現代までの様子をお話しましたが ここまで読み切った方の中には懐かしい時代が呼び起されたのではないでしょうか? 時代背景、働き方で変化していくオフィス空間。 そんなオフィス空間を創造するととても心が躍りますね🎶 syshanではオフィスのレイアウトや内装工事、オフィス什器を取り扱っております。 オフィスの雰囲気を変えたい!、もっと使い勝手の良い什器にしたい! というかたは是非syshan問い合わせ🌍までご連絡くださいませ😎
P.N. まえやま