Intelより40年に一度の変革 -「Core Ultra」AI搭載プロセッサー

2024年03月27日 社員のつぶやき

皆様、こんにちは
今日はIntelの最新プロセッサー「Core Ultra」を簡易に紹介したいと思います

「インテル® Core™ Ultraプロセッサー」はどんなものでしょう?

AIに頼れるNPUが入ってるCPUです
NPUとは「Neural Processing Unit」つまりAI専用の頭脳部です。画像認識、音声認識、そしてAIによる画像生成・動画生成・文章生成・音楽生成や、WEBカメラの背景ボカシや音声からのノイズ除去などの用途で働いてくれる存在です。

パソコンで作業する時に数分待っても処理が終わらないという悩みを持つ方が大勢いると思います。この悩みを解決するのが、PCのエッジAI化SoCにNPUを組み込むことで、単体のPCでAI学習や推論計算ができる仕組みなんです。
※SoCとは一個の半導体チップ上にシステムの動作に必要な機能の多く、あるいは全てを実装するという設計手法

すなわち自分の作業に専用の職人がいるようなもの

インテル® Core™ Ultraプロセッサーのチップは、
■「ハイパワーなPコア」と「高効率なEコア」合計二つコアが合計二つコア入っていて
・CPUとして動作する部分(コンピューティング・タイル
・GPUとして動作する部分(グラフィックス・タイル
・データの入出力を管理する部分(IOタイル
・NPUやメモリの制御、Wi-Fiやディスプレイのやりとりなどそれ以外の様々な機能を 司る部分(SoCタイル
4つのエリアにわかれています。

Core Ultraで大きく進化した部分はSoCタイルのなかに、専用のEコアが入っているんですつまりインテル® Core™ Ultraプロセッサーには、3種類のコアが入っているんです

仕事に置き換えると、従来はCPUが担当する計算内容に応じて、経験豊富でパワフルな社員(Pコア)から作業開始、低パワーでもこなせる作業を、STR(力強さ)はまだまだだけどマルチタスクが得意な社員(Eコア)に回すことを繰り返していました。

しかし、インテル® Core™ Ultraプロセッサーは、タイルという街境を超えてデータを届けなくても大丈夫。SoCタイル内で計算可能だから、データ運びの時間がかからないし、そのためのエネルギーも使わなくていい。もしSoCタイルのEコアでは間に合わない作業のときは、CPUタイルのPコア&Eコアが働く感じ。

このSoCタイル内のEコア搭載は、たとえるなら超効率的に仕事をこなせる社員が入社したみたいなもの。力強さや幅広く仕事をこなす部分では経験豊富でパワフルな社員(Pコア)、マルチタスクが得意な社員(Eコア)には敵わないけど、とりあえず来た仕事を効率的にパパっと片付けてくれます。

最新の技術を1チップで実現するために、プロセスもパッケージもアーキテクチャもゼロから作り直したことで、極めて柔軟なアーキテクチャになったといいます。

だからインテル® Core™ Ultraプロセッサーの前か、インテル® Core™ Ultraプロセッサーの後かで大きく分かれてくる新世紀Coreなんです。

今までのIntel CPUの略称はI7 I5 I3などで呼ばれてきましたが
「Core Ultra」の普及によりIntelのCPUの呼び方は確実にUltra 7 5 3に変わて行くでしょう

以上の情報、是非参考していただけると助かります

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