おせち、いつ食べますか?~北海道のお正月文化~

2023年12月13日 社員のつぶやき

クリスマスを目前に控えておりますが、私はその先の「お正月」というイベントが大好きです◎
おせち、お雑煮、などなど、美味しいものがたくさん食べられる年末年始……このために一年間頑張っていると言っても過言ではありません。

さて、私共、syshan株式会社は東京にある会社ですが、皆様の地域ではどんなお正月の文化がありますか?
私は北海道に親戚がいることから、年末年始は北海道で過ごすことが多いのですが、関東とは少し異なる風習があって驚いたので、本日はそれを紹介したいと思います。

食べ始めるタイミング

北海道以外の地域ではお正月におせち料理が振る舞われますが、北海道では前日の大晦日から食べ始める人が多いようです。

普段の食事風景とは異なり、31日の夕方から宴会が始まるのが一般的だそう。

(↑大晦日の夜の光景です)

お正月当日は大晦日に食べきれなかったおせち料理を食卓に並べ、年越しそばで残った出汁でお雑煮を作ります。

元旦の朝におせちの蓋を開けるのが定番だった私にとっては、大晦日からおせちを頂くというのはなかなかに衝撃的な風習でした。

北海道のおせち文化

北海道特有のおせち文化は、どのようにして形成されたのでしょうか?

それは北海道の開拓の歴史江戸時代の風習旧暦における日にちの数え方などが関係しています。

旧暦と現在の日付感覚の違いが大きく関係し、北海道のおせち文化には残っています。旧暦では、日が沈むと新しい1日が始まるとされていました。つまり、大晦日の日没以降はお正月当日ということです。北海道では旧暦をベースにしたお正月の過ごし方が、今も残っていると言えます。

また、おせちの中身にも個性があり、松前漬け(スルメと数の子を醤油で漬け込んだ料理)や昆布巻き(中身の魚をニシンで作ることが多いです)といった、他の地域とは少し異なる品が入っていたりします。

他の地域でも、その土地ならではの風習やおせちメニューがありそうですね◎気になった方はぜひ調べてみてください!

Copyright c syshan.jp all rights reserved.