強い日差しには「日傘」で立ち向かいましょう!

2023年07月24日 お役立ち情報

 

ついに夏本番、かなり気温の高い日が続くようになってきました。毎日のようにニュースでも熱中症に気を付けましょう、という声が聞こえてきていると思います。

なるべく涼しい部屋で過ごす、というのは最も有効な対策ですが、昼間全く外に出ないというわけにもいきませんよね。夏の強い日差しの下、外を歩くのはかなりつらい……そんな時にはやはり「日傘」を使用することをおすすめします!

「日傘」というと「日焼けをしたくない女性」が使うものというイメージが強いと思われますが、強い日差しから守る為に老若男女問わず使えるアイテムです。様々な種類がありますので、ぜひ用途に合った日傘を使ってみてはいかがでしょうか。

 

日傘の遮光率・紫外線遮蔽率(UVカット率)・遮熱効果

日傘の機能を説明する際によく用いられる用語には以下のようなものがあります。性能によって値段、重さなどが大きく変わってきますので、日傘選びのご参考にしてみてください。

①遮光率

JIS規格の試験方法で測定された、光を遮る度合いを表す数値です。遮光率は、等級が定められています。日傘を暑さ対策として用いる場合は、遮光率の数値が高いほど涼しく感じやすくなります。

②紫外線遮蔽率(UVカット率)

JIS規格の方法で測定された、紫外線をどれほど遮断するかを表す数値。日傘を紫外線対策として用いる場合は数値の高いものを選びましょう。

③遮熱効果

遮熱効果については検査方法が複雑なため、遮熱を数値で謳ったものはあまりありません。ただ、多くの傘メーカーはJIS規格試験に基づいた遮熱試験をクリアしているものに「遮熱効果」の表示をしています。

 

完全遮光の日傘って?

完全遮光とは?

近年よく見る、「完全遮光」や「遮光率100%」という表記。実はこちらは生地の状態での測定値を表しています。
「完全遮光」「遮光率100%」の性能がある生地を使用した場合でも、生地を縫製する際に縫い目などが発生したり、地面からの照り返しがあるため、光や紫外線を完全に遮断することは難しいです。
「完全遮光」や「遮光率100%」の表記があっても、傘本体の性能ではないため、注意が必要です。

 

 

熱中症対策にはもちろん、水分補給や塩分補給、睡眠なども重要となってきますが、屋外での活動の際、身を守る手段のひとつとしてぜひ「日傘」を有効活用してみてはいかがでしょうか?

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