テラステーションのHDD予防交換

2022年11月07日 仕事のこだわり

弊社で導入している各お客様のNAS(テラステーション)のエラー状態通知をメールで監視していますが久々に「不良セクター発生」の状態が確認されました。

メール通知やNAS自体の表面上のエラー表示は出ていませんが今後HDDの故障に繋がる可能性があるためバッファローの保守契約で予防交換することになりました。

多くの場合はHDDの4台中の1台がエラーとなり液晶表示も赤色となりHDDの何番がエラーか蓋を開くと確認できHDDを差し替えてfuncボタン長押しでrebuildすれば時間はそれなりにかかりますが数時間後には正常動作となり運用も簡単です。

今回の「不良セクター発生」の状態では一見正常動作でHDDにエラー表示は出ていない状態なのでこのまま該当のHDDを交換すると最悪の場合データ破損となる場合があり超危険です。

この場合はPCから管理画面で該当HDDの取り外し操作を行いHDD交換後再認識→RAID再構築の手順で行います。

今回はバックアップ系だったのでシャットダウン後該当のHDDを取り外した状態で起動し起動後交換用HDDを差し込み再認識→RAID再構築を行いましたが交換用HDDを認識させると破損状態となりました。
通常は未フォーマット状態になるはずですがこのままだと再構築まで進めないので一旦フォーマット後取り外しボタンで取り外し後再認識で未フォーマットの状態になったので続けて再構築の操作を行い無事予防交換が完了しました。

しかしNASのHDD交換作業は毎度のことながら神経削りますね。

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