ほぐせば変わる!股関節ストレッチ

2022年07月20日 社員のつぶやき

6月の思いがけない猛暑は少し落ち着きましたが、それでも暑い日は建物の中と外での気温差に体調を崩しそうになります。

暑い日が続くとなかなか外に出るのも憂鬱になり、身体が凝り固まってしまうことも。

血行不良は万病のもと!

なかなか運動をする時間がないという方へ、最近注目されている「股関節ほぐし」をご紹介いたします!

股関節が硬くなる原因

関節の動く範囲は、日頃からどの程度の範囲で動かしているかによって決まっていきます。つまり日頃から小さな範囲でしか動かせていなければ、その範囲でしか動かせなくなり、筋肉が硬くなって股関節の可動域が狭く(大きく動かなく)なるのです。

股関節が硬くなることについては、「年だから仕方ない」という声も多く聞かれます。しかし実際は、多くの方が股関節の柔軟性を高めることができます。そのための方法として挙げられるのが、股関節のストレッチです。

運動機能の向上

股関節を柔らかくすることには、下肢の動きを改善する効果が期待できます。その結果、ダイナミックな動きができるなど運動パフォーマンスが高まるほか、ケガの危険性も低くなっていきます

股関節ストレッチ①

手順

  1. 床に座って、両方の足裏を合わせます
  2. 脚を両手で掴み、身体の方に引き寄せましょう
  3. ヒジを使ってヒザを床に向けて押してください

ポイント

  • 視線を前に向け、背中は丸めずに真っすぐな姿勢を維持します
  • ヒザが床につかなくても構いませんので、脚は身体にしっかり引き寄せたまま行いましょう
  • 可能であれば、ヒザを床に向けて押しながら上体を真っすぐなまま前に倒してみましょう

股関節ストレッチ②

手順

  1. 両手と両ヒザを床について、四つん這いの姿勢になります
  2. 両ヒザを開き、両足のかかとをつけましょう
  3. 両手で上体を支えながら、身体を床へ下ろしていきます

ポイント

  • ヒザを横向きに股関節を開きます
  • 身体を下ろし切った際に、ヒザから頭までが真っすぐな状態をイメージしましょう

毎日の継続が重要

ストレッチは即効性が高く、すぐ股関節部の動きに改善が見られるでしょう。しかしそれは一時的なものに過ぎず、時間が経てばすぐ元通りになります。

根本的に状態を改善して股関節を柔らかくするには、毎日の継続が欠かせません。

無理に伸ばし過ぎない

しっかり股関節をストレッチで伸ばすと、「痛いけど気持ちいい」ような感覚になります。伸ばす程度はこの範囲にとどめ、無理やり伸ばすと逆にケガをする原因になります

凝り固まっている場合はほぐしてから行う

いくら股関節をストレッチしても、思ったように筋肉が伸びないことがあります。その原因として考えられるのが、トリガーポイントです。

トリガーポイントは筋肉の凝り固まってしまった部分のことで、これをほぐさなければ筋肉はうまく伸びてくれません。マッサージや筋膜リリースなどを行い、トリガーポイントをなくしてからストレッチしましょう。

また、身体が冷えている状態では筋肉が固くなっており、やはりストレッチでもうまく筋肉を伸ばせません。ウォーキングやジョギングなどを行い、少し身体を温めると伸びやすくなります。

参照:’https://www.konami.com/sportsclub/magazine/hip-joint-stretch/

まとめ

先にもお伝えした通り、股関節は動かさなければどんどん固まります。

身体の中でも老廃物がたまりやすい部分でもあるので、日ごろのケアが身体全体の調子に大きく関わると言えますね。

デスクワークをメインに行っている方は特に、足を組む・同じ姿勢を続けるなど、血行不良に陥りやすい状態にあるので、季節の変わり目は特にご自身の身体をいたわるという点で是非試してみてください。

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