IPV4 over IPv6環境下におけるインターネットVPN拠点間接続
2021年08月31日
仕事のこだわり
IPV4インターネットがまだ主流ですがプロバイダによる速度制限でネットの速度が異常に遅くなったりと新コロでリモートワークが浸透するにつれてネットを利用する人や量が増えてネットの利用環境が悪くなってきている状況です。
プロバイダ側も機器の増設や強化して改善する方向ですがまだまだ時間帯によっては仕事に影響がでるくらいネットの速度が遅くなる場合があります。
そこで改善する方法としてIPV4とくらべてまだまだ利用者の少ないIPV6のネットとなるわけですが今までのようにインターネットVPNで拠点間をつなぐ場合に色々と解決しなければいけない点が出てきてなかなか思うようにいかない状況です。
現在主流のipv4 over ipv6(V6プラス)の場合NGN網を使用するためipv6のグローバルIPアドレスがそのままでは取得できずipv4のようには単純にトンネルをはれないという問題があります。
そこで固定されたIPアドレスが必要になってくるわけですが、固定IPを取得できるプロバイダのプランがここ最近やっと一般的になってきています。
詳しい説明は省きますがV6プラス+固定ipアドレスのプランを使用してIPV4でのトンネルで通信を行うことで従来の拠点間接続の設定で通信を行うことが可能となりました。
テスト環境ではなぜか片側のルータの再起動が1日おきに必要とかまだ完全ではありませんが何とか光が見えてきています。