夏の終わりの雷話

2018年08月30日 社員のつぶやき

今年の夏はあんまり雷が鳴らなくて助かるなぁ~♪と思っていたら、

先日とんでもない雷雨があり、改めて雷怖いッ!!o(>_<)oと思っておりました…。

みなさまのお近くでは、いかがでしたでしょうか??

お客様の中にも、その時の落雷でネットワークに影響の出た方もあったとか…。

私は雷が大の苦手です(+_+)……。

別に本当に身に危険を感じる程近くで発雷している訳ではなくとも、

ちょっとでも稲妻が見えたら外出は無理ッッ!!!!

小さい頃、何かトラウマになるようなことがあった訳でもないのに、

子供の頃から全く変わらず、とにかくずーっと雷怖い人です…(=_=;)。

 

あまりにも雷が怖いので、むしろ敵を知るべく(笑)、

雷についてちょっと調べてみました!!

まずそもそも、一口に“雷”と言っても種類があるらしく、

5つもの種類に分類されるそうです!

●1“渦雷”

上昇気流が発達した低気圧や台風によって形成された雷雲から生じた雷。

勢力が強いもの、移動速度が速い場合、早めに避難した方が良いらしい…。

2“熱雷”

急激な上昇気流によって、低いところから高いところまで達する雷雲で、

積乱雲等で形成されている雷。

夏のこの時期によくある雷で、一般的に“夏雷”とも呼ばれているそう。

局地的、且つバラバラに発生して、持続時間は短めの雷。

●3“界雷”

積乱雲でも、寒冷前線/温暖前線上などに発生した場合の雷の名称。

帯状にまとまって発生し、前線の移動に続いて落雷域が移動するパターンが多い。

●4“熱界雷”

前線に向かって湿った空気が流れ込むことで作られた雷雲による雷など、

3と4の両方の特性を持つ雷。

夏場に激しい雷雨を伴うことが多く、度々地上に被害をもたらす。

●5“火山雷”

これはマイナー! 文字通り、火山噴火によって発生した雷のこと。

この雷は、条件的に詳しい観測は困難と言われているそうです。(火山ですからね!)

 

ナルホド…。発生時の気象環境によって種類が分かれてたんですね。

 

さらに、実は「雷の放電」自体は確認できでも、

「落ちない」ということもあるらしいです!

確かに、遠くに見える入道雲を見ていると、雲の中が黄色く光る時があります。

これは、入道雲の内部で雷が発生しているのですが、

雲の中で正から負に電気が流れたり、負から正に電気が流れたりして、

「落ちない雷」が出来上がっているから。

 

そもそも、雷の元になっているのは小さな氷の粒。

この氷の粒同士の摩擦から生まれた静電気が、

限界に達して大気に放電され、雷が発生する頃に、

上昇気流が弱いと、氷の粒溶けて地上へ落下し、雷と共に雨が降ることになります。

 

しかし、実際には雨が降らずに雷だけが鳴る、というパターンもありますよね。

これは、上昇気流が強い雲の中では、氷の粒子が落下せずに「雲の中で舞う形」

になっているから。

雷雲の先端部分は水分が凍結した氷の状態なのですが、

氷の粒子が小さければ、上昇気流の力も加わって、地上へ落下せず、

雲の中で粒子がぶつかり合います。

その摩擦によって+と-の電気を帯び、

電気的なバランスを保つために雷として地上へ放電される。

したがって、雨は降らずに雷だけが鳴る、という状態が生まれます。

 

雷に対するイメージ、ちょっと変わりましたでしょうか?

こうしてちょっと引いて冷静に見てみると、

雷も世界の一部を担う自然現象なんですけどね……

でもやっぱり怖いものは怖いんですよね(^_^;)笑

★★★M*H~地震、雷…と言いますが、同じくらい怖いです…~★★★

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