Windows 11でコンピュータ名に「_(アンダーバー)」が使えない!? レジストリ変更で強制突破した話

2026年08月21日 お役立ち情報

先日、CTIサーバーの入れ替え作業を行っていたときのことです。新しいサーバー機(Windows 11)のセットアップを進め、コンピュータ名を旧サーバーと同じ「○○○○_SV」に指定しようとしました。

ところが、なぜかエラーで弾かれて設定できません。最初は原因がわからず、とりあえずPCを再起動してみましたが結果は同じ。「なぜだ…」と落ち着いて調べてみると、衝撃の事実が判明しました。現在のWindowsでは、コンピュータ名に「_(アンダーバー)」が使えなくなっていたのです。

■ 20台のクライアントPC設定変更という絶望
「じゃあサーバー名をハイフンにでも変えればいいじゃないか」と思われるかもしれません。確かにサーバー側の名前を変えること自体は簡単です。
しかし、このサーバーを参照しているクライアントPCが約20台もありました。もしサーバー名を変更してしまうと、20台すべてのPCで既存の接続環境やシステム設定を変更して回らなければなりません。その手間を想像した瞬間、目の前が真っ暗になり気絶しそうになりました。

■ 救世主Geminiと恐ろしい警告
何とかならないものかとWebで検索しまくりましたが、これといった対応策が見つからず途方に暮れる始末。そこでダメ元でAIの「Gemini」に聞いてみることにしました。
すると、「レジストリの変更で強制的に変えることは可能」との回答が!しかし同時に、Geminiからは恐ろしい警告がズラリと並べられました。

・インターネットやWi-Fiに正常に接続できなくなる
・ネットワークプリンターや共有フォルダにアクセスできなくなる
・会社のネットワーク(ドメイン)に参加できなくなる

設定画面でアンダーバーが弾かれるのは、こうした深刻なネットワークトラブルを未然に防ぐためだそうです。安全第一ならハイフンを使うべき、と念を押されました。

■ 決断と実行(※自己責任)
色々と危険性は高いようですが、20台のクライアント設定変更という地獄の作業を天秤にかけ、今回は自己責任でレジストリの修正に踏み切ることにしました。

※重大な警告※
以下の手順は重大なネットワーク障害を引き起こす可能性があります。実行する場合は必ずレジストリのバックアップを取得し、テスト環境等で完全な自己責任で行ってください。

1. レジストリエディタの起動
「Winキー + R」で「regedit」と入力し、管理者権限で起動します。

2. ComputerNameキーの変更
以下のパスへ移動し、「ComputerName」の値を新しい名前(○○○○_SV)に変更します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\ComputerName\
ComputerName

3. TCPIPのHostname変更
以下のパスへ移動し、「NV Hostname」と「Hostname」をそれぞれ新しい名前に変更します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters

4. ActiveComputerNameの確認(任意)
以下のパスへ移動し、念のため手動で新しいコンピュータ名に変更しておきます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\ComputerName\
ActiveComputerName

5. 再起動して反映
レジストリエディタを閉じ、PCを再起動します。

■ 結果とまとめ
Geminiにはめちゃくちゃ脅されましたが……結果としては、無事にアンダーバー入りのコンピュータ名で認識され、システムも問題なく動作しました!なんとか20台分の設定変更作業を回避することができ、肩の荷が下りました。

とはいえ、イレギュラーな対応であることは間違いありません。これから新しく環境を構築する方は、絶対にアンダーバーを使わず、ハイフン(-)を使うことを強くおすすめします。

パソコンの動作が遅くてお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

Copyright c syshan.jp all rights reserved.