手取りと額面の違いとは?ー知っておきたいお金の基礎知識ー
就職や転職したばかりの人あるあるの話ですが、
「求人には月給30万円と書いてあったのに、実際に振り込まれた金額はもっと少なかった…。」
このように感じたことがある方も多いと思います。
その理由は、「額面給与」と「手取り給与」の違いにあることをご存知でしょうか。
今回は、社会人として知っておきたい「額面」と「手取り」の違いや、給与から何が控除されているのかについて見ていきたいと思います。
額面給与とは?
額面給与とは、会社が支給する給与の総額のことです。
基本給に加え、次のような手当も含まれます。
・基本給
・残業手当
・通勤手当
・役職手当
・資格手当 など
求人票や雇用契約書に記載されている「月給〇〇万円」は、一般的に額面給与を指しています。
手取り給与とは?
手取り給与とは、額面給与から社会保険料や税金などを差し引いた後に、実際に銀行口座へ振り込まれる金額のことです。
つまり、額面給与 − 各種控除 = 手取り給与 という計算になります。
生活費や家賃、貯蓄などに使えるお金は、この「手取り給与」です。
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給与から控除される主なもの
給与からは、主に次のようなものが控除されています。
1. 健康保険料
病気やけがをした際に医療費の自己負担を軽減するための保険料です。
会社と従業員が折半で負担しています。
2.介護保険料 ※40歳以上
要介護状態となった高齢者に必要な介護サービスの財源に充てられる、40歳以上のすべての人が支払う義務のある保険料です。会社と従業員が折半で負担します。
3.子ども・子育て支援金
全世代で子育て世帯を支えるために健康保険と合わせて徴収される支援金です。
会社と従業員が折半で負担します。
4. 厚生年金保険料
老後の年金だけでなく、障害年金や遺族年金の財源にもなる保険料です。
こちらも会社と従業員が半分ずつ負担します。
5. 雇用保険料
失業給付や育児休業給付、教育訓練給付などを支えるための保険料です。
会社と従業員が折半しますが、会社の負担の方が少し大きいです。
↑ここまでが社会保険料と呼ばれるものです。ここから下の2つは税金になります。
6. 所得税
毎月の給与から概算で源泉徴収され、年末調整で税額が精算されます。
7. 住民税
前年の所得をもとに計算される税金です。
例えば新社会人の場合、就職2年目の6月頃から給与天引きが始まることが多く、そのタイミングで手取りが減ったように感じるケースがあります。

いかがでしたでしょうか。
毎月の給与明細を確認すると、「どのくらい控除されているのか」「どの制度のために支払っているのか」が分かります。
給与の仕組みを理解することは、家計管理やライフプランを考える第一歩です。
ぜひ、手取りだけを見るのではなく、額面給与や控除の内容にも目を向けて、お金に関する知識を深め、将来の資産形成や働き方を考えるきっかけにしてみてください!
















