「柿が赤くなると医者が青くなる」?!柿の風邪予防効果はいかに?
日が落ちると途端に冷え込みが厳しくなってきた今日この頃ですが、皆さま「柿が赤くなると医者が青くなる」という諺はご存知ですか?
小さい頃、初めて聞いた時から印象的で、晩秋になるといつも思い出すこの諺。
『天候の良い秋は栄養価も抜群の柿が赤く熟して食べ頃になり、風邪をひく人も少なくなって、医者は商売あがったりになって青ざめる』
という意味なのですが、これが意外と、、、信憑性が高い?!と思われる、柿の健康効果について、今回はマメ知識です💡
●まず特筆すべきは、ビタミンCの含有量の多さ!
イメージとして、ちょっと酸味のあるフルーツ(苺とか、みかん・オレンジetcの柑橘類、)の方が何となくビタミンCが多そう。。。って思いますが、実は!全く酸味の無いフルーツである柿のビタミンC含有量こそ最強✨
甘柿に含まれるビタミンCは、可食部100gあたり約70mgとフルーツの中ではトップクラス! 何と柿1個食べるとビタミンCの1日の摂取基準量を満たすことができてしまうというスーパーフルーツ✨✨
(※ちなみに苺100g→約62mg、みかん100g→35mg程度みたいです💡)
ビタミンCは風邪の予防や免疫力アップ、美肌の維持等美容にももちろん効果的。ぜひともどんどん食べていきたいですね!
●風邪予防に効果的なβカロテンも豊富!
オレンジ色の食物に多く含まれるβカロテン。柿以外にもニンジンやカボチャ、アンズやビワetcに多く含まれているこちらの栄養素は目や鼻、ノドの粘膜を強くする働きがあるんです!
βカロテンが不足すると目が乾きやすくなる=鼻やノドの粘膜が弱まっていて風邪を引きやすい状態💦βカロテン摂取にも柿はうってつけのフルーツです!
そんな訳で、この時期積極的に食べていきたい柿✨
どうやら昔から言われている『柿が赤くなる→医者が青くなる』はかなり信憑性の高い諺だったみたいですね♪たくさん食べて医者いらずの風邪予防を目指しましょうo(^_^)o!!
※余談※
実は【柿の日】も存在していて『10/26』が毎年柿の日なんだそうです!!
これは、正岡子規の命俳句「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」にちなんだ日付で、
子規が1895(明治28)年10月26日に奈良へと旅立ち、その旅先でこの句を詠んだ、と言われていることから、10/26が【柿の日】に定められています。
全く知らなかったのですが何と偶然!まさに10/26・柿の日に〝柿のかき氷〟を食べていたのでその時の写真をオマケに♪ ヘタの部分は練切りで出来ているとっても美味しい【柿氷】でした✨↓↓↓