オフィスの歴史🏢 ~空間編②~
2024年11月20日
社員のつぶやき
お世話になっております。 まえやまです。 さてさて、オフィスの歴史 第二弾でございます🎉 早速、続きを語りたいと思います。 前回は60年代のオフィス模様までお話しました。 これより高度経済成長期の70年代以降の、日本のオフィスの様子をお話していきましょう! 1970年。 この頃の日本は高度経済成長が始まったばかりで まだ社会の余裕もなく、オフィス環境の向上は二の次でした。 現代であればスマホでいつどこでも通話が当たり前ですが この時代は複数の卓上固定電話機が常にリンリン♪ リンリン♪と鳴り響いておりました。 なんとビジネスフォンも台頭していたのですね🌟 同時に電話が鳴ると、社員同士が至近距離で電話をする必要があり、 声が聞こえずらく苦労したことも。 個人モバイルフォンが定着するまではこれがお馴染みの光景でした。 そんな日本のオフィスの仕様に変化が訪れます。 変わり始めたのは1980年代に入ってからのこと。 バブル期で深夜残業やストレスが増大し、 休憩スペースやインテリア性へ意識が向いていきました。 OA化、「office automation(オフィスオートメーション)」への対応にも迫られ、 オフィスの環境整備が行われました。 この頃から現代に向かってオフィスは、 休憩スペースも適切に配置されるオフィスも増えてきたのです。 時代が変わり、ここから平成時代へ突入します。 よく耳にする「フリーアドレス」というワードですが こちら、1990年代に誕生した概念です💡 リッチにオフィス空間を使えたバブル期も終焉を迎え、 バブル崩壊後の不況により、オフィスに効率性を重視する考えに 揺り戻しでシフトしていきました。 限られたオフィススペースを有効に利用するフリーアドレスは この頃に日本で誕生したと言われております。 そして2000年代。 企業の存続の為には、よりクリエイティブであり 次々とイノベーションを起こすことが重要になってきました。 しかし、20年ほど前のオフィスデザインは働き方や生産性というよりも 来客や役職待遇を重視する「見た目やおもてなし思考」の強いものがトレンド。 重厚感のある木製家具や革張りのソファが応接室や会議室、 役員室の内装や家具として多くとりいれられていました。 とにかく受付と会議室だけはデザインされたオフィスが非常に多かった時代です。 一方でワークスペースはコストを掛けないと考える企業も多く できるだけデスクや収納を多く配置し、 内装はせずにオフィスを仕切る壁は短期で工事が可能なスチールパーティションが普及していくことに。 色合いの少ない無機質なオフィスが多くみられるようになりました。 バブル期以降の“失われた20年” その渦中でも新たなオフィスの在り方の流れを生んだのは 皆様だいすき「IT」という新たな成長産業です。 これによりオフィスデザインもまた大きく動き始めました。 ここから一気に令和まで行きたいところではありますが、 今回はここまでにとどめます💦(長くなるので😣) 次回は2010年代~令和のオフィススタイルのお話をしたいと思います。 P.N. まえやま