ファイルをゴミ箱から消しちゃったよ!でも大丈夫、まだ復帰できるかも♪
年度末ですね。
期の区切りというやつは何かと環境の変化に伴い、身辺整理をすることがルーティンワークに組み込まれるかと思います。
こういう時期は書類やデータの整理・処分といった作業も多いもので、たまに「やっちまったな」という悲鳴が飛び交ったりします。。
さて、紙媒体をシュレッダーにかけて粉々にしてしまった場合はナニですが、データの削除(ゴミ箱を空にする)で失ったデータは直後であれば復旧できる可能性はあります。
今日はそんなデータ復旧に関するお話~
そもそもゴミ箱のデータはなんで復旧するの?
データ復旧とは、タイムスリップして時間をさかのぼってどうこうするようなものではありません。
ハードディスクの仕組みの上に成り立っている復旧技術なんです。
そもそもゴミ箱を空にした場合、ハードディスクの上からデータが無くなるかというと、それはNOなんです。
「ゴミ箱を空にする」、「データを削除する」という行為で起こるものは、【ハードディスク上のそのデータがある場所】の上に、【別のデータを置いても良い】という指示なんです。
つまり、見せかけ上ではデータは消えたように見えますが、その上にデータを置かない限り、データは基本的に消えることはありません。
したがって、復旧技術の根本は見せかけ上で消えてしまったデータを再び取り扱えるデータに戻してあげるという処理になります。
ゴミ箱を空にした、データを削除した場合の復旧で妨げになる行為
さて、新しいデータが上に置かれなければ高い確率で復旧できる削除データ。
そうはいっても絶対に復旧できるわけではありません。
たとえば、データ削除後に大容量データを書き込んだり、デフラグを行った場合、見せかけ上で削除されたデータ(=上書きしてもいいエリアとされたデータ)の上にデータが書き込まれることもあり、そうなってしまうと一般的には復帰させにくくなってしまいます。
データ復旧のツール類これまで紹介してきた方法の復旧であれば、フリーウェアでも処理を行えるものもございます。
データ復旧は様々なツールがありますので、適材適所で使い分けたいものです。
削除してしまったデータの復旧はなるべく早く作業するに越したことはありません。
まぁ、そもそも論ではそういうデータを誤って消さないように日々データ整理をきちんと行いましょうというのが正解かもでしょうけど。。。
そんなこんなで万が一の場合も慌てず騒がず、早急に処理をすれば復帰できることもありますよ~♪
さんぺ~