無線通信、Wi-FiとBluetoothの違いと使い分けは?
スマートフォンやタブレット端末の普及と合わせて一般的に浸透したWi-Fiという通信規格。
カフェやレストラン、ホテルなどでも最近「無料Wi-Fi」っていう記載をよく見かけますよね?
さて、ここでよく混在している話が出てきます。
「Bluetoothとは違うの?」
実際は別物です。そんなわけで今日は無線ネットワークについて触れたいと思いまーっす!
Wi-FiとBluetooth、どちらも無線通信をするものです。
(混在しやすい理由としてはこれなんでしょうけど・・・)
Wi-Fiというのは、LANケーブルを使用することなくネットワーク環境を作るシステムのことをいいます。
オフィス環境はこっちで組まれていることがほとんどでしょう。
Bluetoothは携帯電話やミュージックプレイヤーを無線でつなぐシステムとして使われています。
自動車の車内ネットワークとしてよく使われています。
「ほとんど同じじゃん?」と思われがちですが、通信規格が別物です。
ワイヤレスLANは、高速通信かつ約100mという広い通信距離を持つ無線です。
ちょっと難しい話ですが、2.4GHz帯と5GHz帯の2つの通信帯を持っているため、安定した接続が可能になっています。
ノートパソコンやタブレットなど、メールやインターネットで多量のデータ通信を行う場合に向いている接続です。
BluetoothはワイヤレスLANに比べ、消費する電力は少ないですが通信距離が短く、通信速度も劣ります。
とはいえ登場当初よりは数段の通信速度の速さを実現しています。
この無線を採用している機器の接続は容易なため、多くの家電製品で使用され、省電力ということもありスマートフォンやミュージックプレイヤーなど小型の機器に向いています。
上記の仕様の違いから、同じ無線通信でありながらも使用する用途や環境が微妙に異なります。
違いを知ったところで日常生活にはあまり影響ないかもしれませんが、、、
最近のおすすめはBluetoothでのテザリングです。
一般的にはWi-Fiテザリングが主流ですが、通信速度をそこまで求めなければBluetoothテザリングがおすすめです。
なんせ、ずっとつなぎっぱなしでも消費電力が全然違いますので、デバイスの電池が長持ちします♪
こと、無線といっても適材適所ですので、用途の合った使い方をしましょう!
さんぺ~