パソコンの選び方と違いについて(スペック編)
ボーナス商戦が近い師走のこの時期。
きっとパソコンの買い替えをご検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本ブログでは前回のパソコンの選び方~形状編~に続き、スペックについて触れたいと思います。
パソコンを構成するものは以外とシンプル
パソコンを構成するハードウェアには大きく分けて下記の5つの部品が上げれます。
これはノート・デスクトップ・タブレット問わず、ほぼ一緒です。
・CPU
コンピューターと言われる集中演算装置。
いわゆるパソコンの頭脳で、 処理に関わるあらゆる演算処理を行うものです。
・メモリ
コンピューターの演算を補助するパーツ。
演算途中のデータ等を一時的に保持し、コンピューターの演算のサポートをする補助役です。
・記録装置
大量のデータを記録する装置。一般的にはハードディスクと呼んだりします。
今ではパソコンだけでなくテレビやカーナビにも搭載されていますので、パソコンにあまり触れない方でも馴染みがある部品かと思います。
・マザーボード
上記の部品が載る基板です。
基本的に処理速度や能力に与える影響は少ないです。
・電源装置
パソコンが動くための電源を供給する装置。
ノートパソコンやタブレットの場合、バッテリも含みます。演算処理には電力を使いますので、上記の構成する部品に見合った出力の電源装置は必須になります。
ざっくりあげると、パソコンを構成するものは上記の部品で成り立っています。
あと、これだけだとパソコンのデータを人間が見ることができないので、表示装置(ディスプレイ)や操作を行うための入力装置(マウス・キーボード)が接続される感じです。
さて、構成部品としては上記の通りですが、パソコンの雲泥の価格差はどこから来るの?というお話ですが、これはCPUとメモリが大半を占めています。
この要因としては、昨今の世間一般で言う「普通のパソコン」というのが、15型ノートパソコン、もしくは21型液晶一体型デスクトップパソコンということが背景にあります。
実はそれらは形が違えど、ほとんど中身が同じなんです。
したがって共通部品が非常に多く、処理性能に直接影響するものを変更することでスペックに差を出しているのです。
(共通部品が多いということは量産に適しているということにもなります。)
その中で特にCPUとメモリはパソコンの処理速度に密接に関わるため、ハードな処理をさせる場合(画像描写や動画編集等)、それに見合った形でパソコンの価格も高くなってしまいます。
なのでほぼ間違いなく、パソコンの価格はCPUとメモリに比例します。
5年位前だと、記録装置も蓄えられるデータ量が価格に比例したので、大容量であればあるほど高くなる傾向もありましたが・・・
近年ではHDDというもの自体の相場は下落傾向で、大容量でもお手頃感が出ました。
さて、つらつらと書き綴ってきましたが、パソコンの処理は基本的にCPUとメモリで決まります。
当然、安かろう悪かろうの話が出てくる部分です。
すべてのユーザーさんがハイエンドな機種を持つ必要はございませんが、自分が使う状況に応じたスペックを持ったパソコンをチョイスし、ストレスなくパソコンを使いたいものです。
では、次回は選び方と使用環境については触れたいと思います!
さんぺ~