これからのWindows XPのセキュリティ対策

2015年03月05日 取扱い製品情報

マイクロソフトがWindowsXPのサポートを終了させてから早いものでもうすぐ1年となります。

OSとよばれるパソコンの基本ソフトにおいて、WindowsXPはこれまでで一番長く使われてきました。
今振り返っても、使い勝手や動作の安定度・わかりやすさなど優れていたなと感じることもあります。
マイクロソフトのサポート終了というのは、OSの基本アップデートが無くなることを意味します。
これはソフトウェアの環境ファイル等の提供や、コンピューターウイルスに対する対策が実施されなくなります。
ですので現存するXP機は、OSとしての脆弱性が露呈しやすく、ウイルスに狙われやすくなっています。

「そんなの、OSをアップデートすれば済むじゃん!」
確かにそう思われる方・そして実施される方は大半を占めました。
現に私たちもオフィスパソコンの提供で、昨年の今頃は切り替えで右往左往しておりました。
けれども、いまだにこだわってXP機を使用されているお客様もいらっしゃいます。
理由は様々ございますが、一番の多くを占めるのは「このツールを使いたい」というものが、以降のOSに対応していないから移行できない。。。というものです。
たとえば、今まで使い込んで環境ファイルやデータがずっと蓄積された見積系ソフトですとか、慣れ親しんだ設計ソフト、様々なテンプレートが入ったエディタです。

「切り替えたいけど切り替えられない」
そういった方がいらっしゃるのも事実です。
では、ウイルス対策のアップデートがないOSを使い続けると、どうなのか?という問題も出てはきますが、いくつか対策できる方法があります。
その中の一つ、UTMソリューションの設置↓

これはもっともおすすめできるXPのウイルス対策で、ネット環境とつながったXP機にはあったほうがいいアイテムです。
UTMは「総合情報セキュリティシステム」ともいわれ、パソコン単体ではなく、オフィス環境そのものをウイルスの脅威から守ってくれます。
具体的にはオフィスのインターネット回線の大本に設置されて、外部データのやり取りにすべて噛まされるイメージです。

そうすることにより、外部からのウイルスや悪意あるサイバー攻撃からオフィス環境を守ってくれます。
この方法ならパソコンの手前でガードを固めることができるため、サポートが切れてしまったXP機でもウイルスに対するタフネスを上げることができます。
UTMについて詳しい資料は、システム販売のホームページに掲載しています。
詳しくはこちらをご参照ください↓
UTMソリューションについて
そしてUTMのほかのメリットとして、パソコン内で重たいウイルスソフトが常に動作し続けることもないので、軽快にPCを使うことができます。
システム販売のオフィスにもUTMは導入済みでして、社員が一番ありがたいと感じたのは実はこのことです(^^)
いまだ愛用者の多いXPのパソコン。
UTMの導入で、より安全な運用をご検討ください。

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