振込or振替・・・どれを選ぶ?

2022年09月20日 社員のつぶやき

ATMってとても便利ですよね。
お金を預け入れたり、引き出したりするときには、おそらく多くの人が銀行の窓口ではなくATMを利用するのではないでしょうか。

ATMの画面をよく見てみると、「お振替」「お振込」「ご送金」といったものが選択できるようになっていますが、、、

ソース画像を表示 ソース画像を表示

実際、ATMで振込しようとしたときにどれを選べばよいか迷ったことはありませんか!?(私はあります、何度も。。)

「お振替」「お振込」「ご送金」どれも同じような意味に思えますが、微妙に違っているそうなのです。

送金とは?

送金とは、お金を直接相手に手渡しするのではなく、他の手段を用いて送ることをさします。
例えば、銀行振込や、現金を専用の封筒に入れて送付する現金書留や、現金を普通為替証書に換えて送付する郵便為替という手段を用いることができます。
つまり、振込や振替は、送金を行うための一つの手段という位置付けになります。

振込とは?

振込というのは、他行や同じ銀行の別支店口座に資金を移動することを言います。
他人の口座に資金を移動させることが一般的ですが、同じ人や企業の名義であっても他行や別支店口座に資金を移動する場合は振込となります。
振込の方法としては、現金を窓口に持参するかATMに入れて行います。または、キャッシュカードや通帳・印鑑を用いて行うことになり、手数料がかかることが一般的となります。

振替とは?

一方で振替というのは同じ銀行同じ支店内の口座で資金を移動することを言います。
一般的に、本人名義で別口座にお金を移動させる際に使われる場合が多いです。振込と同じようにATMまたは銀行窓口で行うことができますが、手数料がかからないことが一般的です。

口座振替とは?

振替という言葉の中に、口座振替というものがあります。よく住宅ローンや光熱費の支払の為に勝手に銀行から引き落とされるので皆さんもなじみが深いでしょう。

口座振替はこのように公共料金などにも使われますが、一般企業でも口座振替を用いることがあります。口座振替を使えば資金不足でなければ毎月引き落としが行われるため不払いのリスクや請求漏れのリスクが軽減されます。

企業側として口座振替を行いたい場合は、
①入金先の口座を作る

②その銀行で口座振替サービスを行っている場合は申し込みを行う
または、
③口座振替サービスの提供会社に申し込む(どの銀行口座でも対応してくれます)

どちらにするかは基本使用料や1件当たりの口座振替料を聞いて、最も手数料が安くなる会社を選ぶと良いようです。また、引き落とし日や振り込み日も業者によって異なるので、自社の資金繰り等に合わせて選ぶことをお勧めします。

 

また他にも、次のような「払込」というゆうちょ銀行にしかないものもあります。

払込とは?

払込というのは、ゆうちょ銀行において現金の入金をすること・ゆうちょ銀行にある他人の口座(自分の口座も含む)に対して現金で入金をする手段を意味しています。
「払込」という用語は「ゆうちょ銀行の現金入金」のみに使われる言葉なので、ゆうちょ銀行・郵便局以外の金融機関では「払込」の用語は使わないという違いがあります。

 

 

以上のように、「振込」と「振替」は、名前が似ていてややこしいですが、日常的に使う手段だからこそそれぞれの違いを抑えておきたいところです。
ATMの前で迷ってしまう前に、確認して頭に入れておきましょう♪

ソース画像を表示

Copyright c syshan.jp all rights reserved.