シャンパンとスパークリングワインなにが違うの??

2022年09月25日 社員のつぶやき

こんにちは!ここ最近はなんでも値上げされる中、実はシャンパンも値上げで、仕入もままならないとか・・・ところで皆さんはシャンパンとスパークリングワインの違いってご存じですか??

シャンパンと呼ばれる条件

シャンパンは、優れたワインの産地ともいわれるフランスのシャンパーニュ地方で作られる発泡性ワインを指します。しかし、このシャンパーニュ地方で作られたもの全てが、シャンパンとして世に出るわけではありません。

シャンパンとスパークリングワインの違い

スパークリングワインとは、3気圧以上の炭酸ガスを含んだ発泡性のあるワインを総称した呼び名です。1~2.5気圧のワインは弱発泡性、0.5~1気圧のワインは微発泡性と分類されるため、一般的にスパークリングワインは強発泡性にあたります。

一方シャンパンは、そんなスパークリングワインの一種。使用されるブドウの品種や製造方法が厳密に定められており、限定された条件をクリアしたスパークリングワインだけがシャンパンと名乗れるのです。

前述のとおり、AOC法と呼ばれるフランスのワインに関する法律で定められた厳しい条件をクリアしたスパークリングワインのみが、シャンパンと名乗ることを許されます。

主な条件は、下記のとおりです。

使用するぶどうの品種

シャンパンと呼ばれるスパークリングワインは、使用するぶどうの品種にも厳密な規定があります。認められている品種は、白ぶどうはシャルドネ、黒ぶどうはピノ・ノワールとピノ・ムニエだけ。厳密には、使用されるぶどうの面積当たりの収穫高の制限なども定められています。

製法

シャンパンを名乗るためには、手間のかかるシャンパン方式で、発酵中に出てきたタンニンなどの沈殿物を取り除きリキュールを加え味を整えるなど、規定通りに細かい作業を繰り返し行う必要があります。

加えて、製造期間は15ヶ月以上かけなければならないという規定も。規定違反はもちろん、工程をひとつでも省いた場合はシャンパンと呼ぶことは許されず、万が一それらをシャンパンとして売り出すなんてことがあれば、処罰の対象となるようです。ちなみに、れっきとしたシャンパンには「Champagne」と記されたラベルがつけられるため、ラベルを見れば容易に判別できます。

お酒はほどほどに楽しみましょうね♪☜

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