【Windows 11】メモリ使用率80%超え!?「Delivery Optimization」が暴走してPCが固まる不具合と対処法
本日は、ここ最近(特に先週あたりから)私の周囲で頻発している、Windows 11の深刻な不具合について共有します。もし皆さんのPCも「急に重くなった」「何もしていないのにメモリがパンパン」という状況であれば、この記事が助けになるかもしれません。
症状:メモリを食い尽くす「Delivery Optimization」
事の発端は、同じフロア内にあるWindows 11のデスクトップPC複数台で、動作が異常に重くなる現象が発生したことでした。フリーズやカクつきが頻発するためタスクマネージャーを確認したところ、驚愕の事実が判明しました。
「Delivery Optimization(配信の最適化)」というサービスが、メモリを異常に消費していたのです。
通常であれば、ブラウザや業務アプリをいくつか開いていても余裕があるはずの16GBメモリ搭載機で、ほぼ何もアプリケーションを起動していない状態でメモリ使用率が80%を超えていました。
「メモリ不足か?」と思い、試しに24GBへ増設してみましたが、結果は変わらず。増設すれば増設した分だけ、あっただけ食いつぶしていくという、まさに「メモリリーク(メモリの解放忘れ)」のような挙動を見せています。これでは当然、PCはフリーズし、業務に支障をきたします。
原因の推測:Windows Update絡みの不具合か
現時点(記事執筆時点)でWeb検索をかけても、マイクロソフトからの公式な不具合情報は出ておらず、同様の報告がネット上で溢れているわけではありません。
しかし、以下の状況証拠から、私は直近のWindows Updateに関連する不具合である可能性が極めて高いと考えています。
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発生時期の一致: 先週あたりから急に発生し始めた。
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再現性: 同一LAN上の特定のPCだけでなく、複数台のWindows 11マシンで同時に発生している。
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プロセスの性質: 問題の「Delivery Optimization」は、Windows UpdateのデータをPC間で共有してネットワーク負荷を下げるための機能である。
個別のハードウェア故障や特定のアプリの干渉ではなく、OSレベルの更新機能が暴走していると見るのが妥当でしょう。
対処法:暴走を止める手順
もし皆さんのPCでも同様の現象が発生した場合、以下の手順でメモリを解放し、再発を防止することができます。
手順1:暴走しているプロセスを即座に停止する(応急処置)
まずは、現在進行系でメモリを食いつぶしているプロセスを止めます。これで即座にメモリが解放され、PCの動作が軽くなります。
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スタートメニューの検索などで「Windows ツール」を開く(または「サービス」と検索)。
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一覧から「サービス」を開く。
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サービスの一覧から**「Delivery Optimization」**を探す。
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右クリックして**「停止」**を選択する。
これだけで、異常に使用されていたメモリが一気に解放されるはずです。
手順2:設定をオフにする(再発防止策)
サービスを止めただけでは、再起動後や何かの拍子にまた動き出す可能性があります。念の為、Windowsの設定からもこの機能をオフにしておきましょう。
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「設定」を開く。
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「Windows Update」をクリック。
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「詳細オプション」をクリック。
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「追加オプション」の中にある**「配信の最適化」**をクリック。
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「PCからほかのPCへのダウンロードを許可する」を「オフ」にする。
この機能は、ネットワーク帯域を節約するためにローカルネットワーク上のPC同士で更新データを融通しあう機能ですが、オフにしてもWindows Update自体は問題なく行われます(Microsoftのサーバーから直接ダウンロードするようになります)。現状、この機能がバグの温床になっている可能性が高いため、安定するまでは切っておくのが無難です。
最後に
今のところ、この不具合が特定の環境下(特定のLAN環境やルーターとの相性など)でのみ発生するのか、Windows 11全体の爆弾なのかは定かではありません。しかし、私の周りでは明らかに「パンデミック」のように広がっています。
もし社内やご家庭のPCが急に重くなったら、まずはタスクマネージャーを開いて「Delivery Optimization」がメモリを大食いしていないか確認してみてください。
そろそろ、「日刊win11update不具合情報」としてブログに上げても良い頃合いかもしれません。(笑
同様の症状でお困りの方の参考になれば幸いです。

















