「なんか変じゃない?」 私たちが感じる世界の「おかしな流れ」

2025年09月05日 社員のつぶやき

最近、ニュースを見たり、身の回りのできごとを考えると、「あれ?なんかおかしくない?」と感じることが増えていませんか?専門家ではない私たち素人の目から見ても、どうも腑に落ちない、世界の「おかしな流れ」について、今回はいくつか考えてみたいと思います。

まず、多くの車に搭載されている「アイドリングストップ機能」。環境に配慮していると言われ、信号待ちなどでエンジンが自動的に停止するあの機能です。たしかに、停車中の排気ガスは減るのかもしれません。しかし、頻繁なエンジンの再始動は、バッテリーやスターターモーターに大きな負担をかけます。部品の消耗が早まれば、その交換や製造にかかるコストやエネルギーを考えると、本当に環境負荷が低いと言えるのでしょうか?そして、再始動時のわずかな振動や騒音に、少なからず不快感を感じるドライバーもいるはずです。「エコ」という言葉の陰に隠れて、本当にトータルでメリットがあるのか、疑問を感じずにはいられません。

次に、近年盛んに言われている「EV(電気自動車)が今後の主流になる」という話。確かに、環境問題への意識の高まりから、EVへの期待は理解できます。しかし、本当にこのままEVが主流になるというのは、性急すぎる「嘘」ではないでしょうか?

まず、最大の課題は「充電インフラの圧倒的な整備不足」です。ガソリンスタンドのように、どこにでも手軽に充電できるスポットがあるわけではありません。長距離移動の際の充電切れの不安は常に付きまとい、マンション住まいの方にとっては自宅での充電すら困難な場合が多いのが現状です。

さらに、EVの核となるリチウムイオンバッテリーの特性も忘れてはなりません。私たちはスマートフォンのバッテリーで経験済みですが、寒い時期には容量が極端に低下し、熱い時期には熱暴走による発火のリスクを抱えています。車という大型の乗り物で、これらの問題がより深刻にならないと誰が断言できるでしょうか?バッテリーの製造過程で発生する環境負荷や、使用済みバッテリーの処理問題なども含めると、手放しで「EVこそが未来」と断言するのは、あまりにも無責任に思えてなりません。

そして、もう一つ、長年言われ続けている「地球温暖化による海面上昇」についてです。これも、素朴な疑問が湧き上がってきます。小学校の理科の実験を思い出してみましょう。コップに水を入れ、氷を浮かべます。その氷が溶けても、液面は上昇しませんでしたよね?氷が水になると体積が減るため、水中に沈んでいる部分が溶けても、全体の体積は変わらないからです。

もちろん、南極やグリーンランドの陸上に存在する氷床が溶けることは、海面上昇に直結するでしょう。しかし、「海に浮かぶ氷が溶けること」が海面上昇の主要因であるかのように語られる場面を散見すると、「本当に?」と首を傾げたくなります。メディアの報道や専門家の解説が、時に単純化されすぎている、あるいは特定の目的のために誇張されているのではないか、と感じてしまうのは私だけではないはずです。

私たちは決して専門家ではありません。しかし、だからこそ、素朴な疑問や「なんか変だな」という感覚を大切にすべきなのではないでしょうか。鵜呑みにせず、立ち止まって考え、時には声を上げることで、本当に良い未来へと進むことができると信じています。

bySHITAN

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