IT企業のフルリモート撤退について ~part②~
2025年01月14日
社員のつぶやき
平素よりお世話になっております。 まえやまです。 今回は、前回の続きをお話していきます。 コロナ渦ではリモートワークが色んな企業で取り入れられ 特にIT業界では積極的に取り入れられてきた半面、 コロナが収束した今、リモートワークのあり方に変化が訪れています。 一体、IT業界に何がおきているのか。。。 『社員のコミュニケーション不足が原因』との報道は あくまでも表向きの理由を取り上げたに過ぎず、 現場サイドには別の本音があるそうです。 一部のIT企業でフルリモートが見直されているのは、 『従業員のコンプライアンス違反が見抜けないから』が本当の理由 だそうです。例えば、あるシステムエンジニアが契約先の企業に派遣されていたとします。 コロナ禍で取引先も自分の会社も同じように 『出社に及ばず』と決まったとします。 そのため在宅のフルリモートで システムのメンテナンスを担当するところを想像してみてください。💭 そのシステムエンジニアは自宅でコツコツと働く必要があるわけですが、 オフィスに出社しないとやる気が出ない😙 せっかく自宅にいるのだから昼間から酒を呑んだり🍺 ネット配信で映画を見たりしたい。📺
要するにサボりたい。 何とかして仕事をサボる方法はないかと 頭を働かせるようになる可能性が出てきます。 そこでプログラミングに関して高度な知識を持っている大学生を探し、 会社の経費を不正に使って“下請け”を依頼するとしましょう。 優秀な大学生ですから、少しサポートすればメンテナンス業務は完璧です。 取引先は満足していますし、彼も仕事をサボれて楽しい毎日を送れます。 IT企業はプロセスが不問でゴールだけが重要だとすれば、 このシステムエンジニアの“成果”は評価されるべきだと思いますか?? 本当に上記のような事象がおきてしまった場合、 評価するという人はごくごく少数派でしょう。 「経費の不正使用を見過ごすわけにはいかない。 就業規則に違反している可能性も高い」 と判断する人のほうが圧倒的に多いはずです。 むしろ、評価どころか厳重注意や懲戒処分が必要な状態です。
ところが、会社の経費を不正に流用した疑惑が浮上しても、 出社が義務づけられている時と、フルリモートが許可されている時では 実態把握に差が生じるというのです。 問題のシステムエンジニアに“事情聴取”を行う際、 毎日のようにオフィスで顔を合わせていれば様々な手が使えます。 出社が義務づけられていれば、突然に廊下で声をかけたり、 何も説明せず会議室に呼んだり、と相手の不意を突くことが可能なのです。
五感を働かせて社員の表情を見れば、 正直に話しているか 嘘をついているか見抜けることもあります。 これがフルリモートだとオンライン会議や電話で問いただすわけですが、 対面ほどうまくいかない場合がほとんどです。 フルリモートから撤退する企業の中には 『在宅勤務では社員が本当に働いているのか、 悪いことをしていないのか見抜きにくい。 これではコンプライアンスの徹底など不可能』 という危機意識が原因だった会社もあるようです。。。 時代の趨勢はフルリモートに逆風となっているようですが 再びフル出勤が会社員の常識になるでしょうか?? これからの日本の勤務体系に注目ですね!👀 -------------------- ここまで読んでいただきありがとうございます! 本ブログをお読みになった方へお伺いします。 あなたは出勤派ですか?リモート派ですか?? P.N. まえやま