3Dマップの需要🌍

2024年10月09日 社員のつぶやき

お世話になっております。

まえやまです。


今回は『3Dマップの需要』についてお話しようと思います。


旅行や仕事の移動、家探し、日常生活のさまざまな場面でいう
「地図」は暮らしになくてはならない存在ですよね!

最近は平面図でなく、「高さ」も加えた「3Dマップ」も登場しており
作業の安全の確保や、人手不足に悩む現場の効率化に
役立てようという動きもあります。

走る作業員のイラスト(ヘルメットあり)

例えば、岩手県が試験的に導入した3Dマップを搭載した新たなシステム。
このシステムはカーナビのように除雪車の運転席に設置されており
画面には車の位置とともに、道路や崖の位置、カーブの曲がり具合などが
正確に表示されます。


※NHK ビジネス特集 安全や効率化のカギ?高精度地図「3Dマップ」広がる より引用


雪に埋もれた道路と崖の境目を正確に把握することは、
事故の防止には不可欠ですが、
これまでは作業員の経験に頼る面が大きかったようです。。💦

しかし、新たなシステムの導入で除雪車の正確な位置が
ひと目でわかるようになり、作業時間の大幅な短縮にもつながり
コストさくげんの効果も見え始めているとのことです✨

こうした3Dマップは、
人手不足に悩む工事現場の効率化につながると
期待されています😮


また、神奈川県某所の工事現場でも活躍をしております!


地下に埋められていた通信回線などを住宅に引き込む作業で
地面を掘り起こして作業を進めていくのですが、
そこで課題となるのが地下に埋まるインフラ設備の確認です。

電気や通信のケーブル、ガス管や水道管など、
埋まっている設備は様々ありますが
掘り起こす際にはそれらを破損させないよう細心の注意が必要となります。


ご承知の通り、万が一 事故が起きてしまうと
その影響は周辺の地域にもおよび
ライフラインの復旧にも時間がかかってしまうからです💦


そのため、どこに何が埋められているかは、
インフラを手掛ける各社に個別に問い合わせなくてはならず、
手間がかかります。。。。


そこで通信大手のグループ会社では、バラバラのインフラ情報を集めて
3Dマップを作成することで、作業の効率化につなげようとしています!

現場では作業が始まる前に、責任者が3Dマップのデータが入った
タブレット端末を取り出し、作業員に説明していきます。


※NHK ビジネス特集 安全や効率化のカギ?高精度地図「3Dマップ」広がる より引用

そこには3Dマップとして再現したAR画像には、
色や太さが違う数種類の線が表示されており
水道管や通信用のパイプなどのインフラ設備が見える化
されています。



【まとめ】

日本では、労働人口の減少や高齢化等を背景に
多くの業種で人手不足が慢性しています。

さらに物価上昇が続く中、それを上回る賃金アップ課題で
働き手が限られる状況でも生産性を高められるかがカギを握っています🔑

こうした課題を解決する手段として最新のデジタル技術を生かして
様々なげんばで培われてきたノウハウを、若手や外国人労働者にも
継承・進化させていくことが重要となっています。


3Dマップの活用が生産性向上の1つの事例となるのか
今後も注目していきたい内容ですね✨




P.N. まえやま

 

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