NTT東日本「RT-400MI」最新ファームウェアへの更新を!

2024年10月05日 情報セキュリティコラム


お世話になっております。

まえやまです。

今回はNTTのお話しをしたいと思います📶

NTT東日本(東日本電信電話株式会社)が提供する
複数のホームゲートウェイ/ひかり電話ルーターに

アクセス制限不備の脆弱性が存在するとして
脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN(Japan Vulnerability Notes)」が
9月24日に情報を公開しました。


対策のため、ファームウェアを
最新バージョンに更新するよう呼び掛けています。

ルータのマーク

当該の脆弱性のCVEレコードは
CVE-2024-47044で、
CVSS v3のスコアは5.3とのこと。

ちなみにCVEレコードとは
「脆弱性情報データベース」のことで
CVSS v3は「共通脆弱性評価システム」のことです📖
スコアは下記の表の通りにあらわされます。

※IPA 共通脆弱性評価システム CVSS v3について~脆弱性の深刻度を評価するための指標~ より

この表に当てはめると今回の脆弱性の深刻度は
「警告」レベルでかなり危険な状態です💦

具体的にどう危ないのかですが、
当該製品のWAN側から当該製品の設定画面に
アクセスされる可能性があります。
対象は以下の5製品です。
(カッコ内は対象となるファームウェアのバージョン)

・ひかり電話ルータ RT-400MI
 (Ver.09.00.0015以前)

・ひかり電話ルータ PR-400MI
 (Ver.09.00.0015以前)

・ひかり電話ルータ RV-440MI
 (Ver.09.00.0015以前)
・ホームゲートウェイ/ひかり電話ルータ
 PR-600MI/RS-500MI/RT-500MI
 (Ver.08.00.0004以前)

・ホームゲートウェイ/ひかり電話ルータ
 PR-600MI/RX-600MI
 (Ver.01.00.0008以前)


なお、上記製品はNTT西日本
(西日本電信電話株式会社)からも
提供されていますが、本脆弱性の影響を受けるのは
NTT東日本エリアで
契約している場合のみだということです。

ネット機器は基本的にバージョンを
最新の状態にしておかないとセキュリティ上
よろしくないという話は一般常識ですが、
改めてバージョンアップの大切さがわかりますね💡



P.N. まえやま
引用:最新ファームウェアへの更新を
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