健康のための極意 (賢人たちの食術)②
「上杉謙信」と「梅干し」
今回も、歴史をもとに探ってみました。
謙信の活力と免疫力は、梅干しによって増進された
戦国時代、武将・上杉謙信は、武田信玄や織田信長などの名だたる武将と合戦を繰り広げた「戦国最強武将」のひとりでした。
しかし、その心は、清廉かつ義侠心に満ちたものであったようで、宿敵だった武田信玄が死去した際は、攻め入るチャンスであったにも関わらず「人の落ち目につけ込むような戦いはしたくない」と言って戦いませんでした。
そんな謙信が好んで食べ、そして武将としての体力と知力を支えたのが「梅干し」だったようです。
梅の効用
梅の実自体には、さほどビタミンやミネラルは含んでいないが、梅干しになるとクエン酸やコハク酸など有機酸を多く含むようになるため、クエン酸はカルシウムの吸収を良くし疲労のもとになる乳酸を分解し、食べることによって分泌される唾液によっての殺菌されます。病原菌に対する防衛機能(免疫力)をも高めていたと言われてます。
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しかし、謙信の食生活はとにかくめちゃくちゃだった(過度の偏食)ため、梅干しのパワーを生かし切れなく、当時としても長生きとはいえない49歳で、厠(トイレ)で脳卒中を起こし亡くなっています。たんぱく質をあまり取らず、現代のものと比べかなり、塩分濃度の高い梅干しだけを食べながら酒を飲み続けていれば、血管はボロボロになります。
皆様におかれましては、上杉謙信という偉人を『反面教師』にバランスの取れた食生活を送りましょう。(過度の飲酒は×)
又、弊社は健康経営優良法人を目指している途上で有ります。