日焼け止めのSPFとPAって?
みなさまこんにちは(*^^*)
前回紫外線についてお話ししましたが、日焼け止めのSPFとPAってご存じですか?
製品に「SPF50」や「PA++++」など記載されているアレです。
なんとなく数字が高い方が日焼けしないんでしょう~と思っている方が多いのではないでしょうか。
もちろん間違いではありません。
SPFとPAは何を示しているかというと、日焼け止めの紫外線防止効果を示す指標です。
≪SPFとは≫
シミ・そばかす・皮膚がんの原因となる紫外線B波(UVB)をカットする力を示しています。日焼け止めを塗った場合、塗らなかったときに比べ何倍の紫外線に耐えられるかを数値で表しています。
例えばSPF20と表記がある商品を塗った場合、何も塗っていない肌と比べて20倍の紫外線を浴びたときに赤み、炎症が出始める事を意味します。
持続時間が長いわけではなく、紫外線量を基準とした数値になるので、紫外線を浴びている時間が短くても、強い紫外線を浴びていれば早く日焼けが始まってしまうという事なので要注意です💦
≪PAとは≫
シワやたるみの原因にもなる紫外線A波(UVA)の防止効果を示すものです。
SPFが赤くなるのが確認されるまでの紫外線量に対し、PAは黒斑が確認されるまでの紫外線量を測定しています。
SPF・PAのちがいをざっくりとまとめると、SPFは赤くなる日焼け防止、PAは黒くなる日焼けとシワ、たるみ等の老化防止に効果のある数値といえます。しかし、どちらの数値も高ければ高いほど肌への負担が大きくなるので、用途によって肌に合った日焼け止めを選ぶ事が大切です(*^^*)