iPhoneを水没させてしまった場合の応急処置。
梅雨らしい天気が続き、雨が降る日が多いですね。
まだ梅雨明けまで時間もありますし、梅雨が明ければ海やプールに行く事もあるかと思います。
防水カバーや防水パックでのご使用中であれば良いのですが、そうでない時に落としてしまう事もあるでしょう。
雨の日の操作中、炊事中、水仕事中などにうっかり落として水没させてしまう事もあるかと思います。
水没させてしまったら水没修理が必要になってしまいますが、修理に出すまでが大事なんです。
①まずは直ぐに電源を完全に切る事
電源が入っている、操作をしてしまうと内部でショートしてしまい致命的な状況に陥ってしまいます。
既に電源が入っていない場合は、電源を入れないで下さい。
水没の状況によっては画面操作が出来ず電源が切れない事が有ります。
その時の方法は改めて紹介させて頂きますね。
②SIMカードを取り出して下さい
こちらもショートを起してしまったり、腐食をしてしまい認識をしなくなってしまいます。
③充電をしない
電源が完全に切れている状況でも充電ケーブルを挿す事によって内部通電します。
その事によりショートしてしまいます。
④iPhoneを振ったりしない
内部で水分が広がってしまい広範囲に影響を与えてしまいます。
実はiPhone右側(SIM装着側)にメインの基盤が取り付けられています。
iPhone左側を下の状態にしておいた方が良いでしょう。
⑤水分をふき取る
スピーカーの穴やイヤフォンジャック、ライトニングジャックを綿棒やティッシュペーパーなどを使って水分や汚れをふき取る。細かい場所に残っている水分が内部に侵入してしまいショートや内部基盤の腐食の原因になってしまいます。
⑥スマホを乾燥させる
出来る限り素早く乾燥させる事が必要になります。
とはいえ、ドライヤーなどを使い乾燥させるのはお薦め出来ません。かえって液晶などパーツの変形など痛めてしまう原因になります。
お薦めは、ジップロックとシリカゲルを使う方法です。
シリカゲルは食品などの湿気を取り除く乾燥材です。100円ショップやホームセンターでも販売しております。
シリカゲルとiPhoneをジップロックに入れて密封し、直射日光の当たらない、涼しい場所に1~2日放置して下さい。
水没してしまった場合、一時的に復旧してもまた異常を起してしまう事もあります。
水没の処理(修理)は早いに越したことは有りません。
お気軽に相談下さい。
また、日頃から定期的にデータのバックアップを取る事をお勧めします。