WindowsXP・Vistaで安心してネットサーフィン

2015年07月01日 情報セキュリティコラム

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マイクロソフトがWindowsXPのサポートを終了してから随分と時間が過ぎました。OSとよばれるパソコンの基本ソフトにおいて、WindowsXPは一番長く販売されました。

また、2017年4月からはXPの後継であるOS、WindowsVistaもサポートが終わります。

今振り返っても使い勝手や動作の安定度、わかりやすさなど優れていたなと感じることもあります。マイクロソフトのOSサポート終了というのは、基本アップデートが無くなることを意味します。

これはソフトウェアの環境ファイル等の提供や、コンピューターウイルスに対する対策が実施されなくなります。

したがいまして、現存するXP機やVista機はOSとしての脆弱性が露呈しやすく、ウイルスに狙われやすくなっています。

「そんなの、OSをアップデートすれば済むじゃん!」

確かにそう思われる方・そして実施される方は大半を占めました。けれども、いまだにこだわってXP機やVista機を使用されている方もいらっしゃいます。

XP機やVista機がまだ運用されている現実

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理由は様々ございますが、一番の多くを占めるのは「このツールを使いたい」というものが、以降のOSに対応していないから移行できない。。。というものです。

たとえば、今まで使い込んで環境ファイルやデータがずっと蓄積された見積系ソフトや慣れ親しんだ設計ソフト、様々なテンプレートが入ったエディタです。

「切り替えたいけど切り替えられない」

そういった方がいらっしゃるのも事実です。

では、ウイルス対策のアップデートがないOSを使い続けると、どうなのか?という問題も出てはきますが、対策できる方法があります。

XP機やVista機でも安全に運用する方法

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その中の一つがUTMの導入と設置という方法です。

これはもっともおすすめできるXPのウイルス対策で、ネット環境とつながったXP機にはあったほうがいいアイテムです。

UTMはパソコン単体ではなく、オフィス環境そのものをウイルスの脅威から守ってくれるため、XP機やVista機でも関係なく安全なネットワーク内に配置することが出来ます。

この方法ならパソコンの手前でガードを固めることができるため、サポートが切れてしまったXP機やVista機でもウイルスに対するタフネスを上げることができます。

いまだ愛用者の多いXPやVistaのパソコン。UTMの導入で、より安全な運用をご検討ください。

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