syshan SSE担当より 日本一のサービスサポートの環境構築~災害とミスからデータを守る!テラステーションで作る最強のデータ保全環境構築術

2025年10月01日 仕事のこだわり

企業の重要データは、常に様々なリスクに晒されています。大規模な自然災害、増加するランサムウェア攻撃、そして「うっかり」ファイルを上書き・削除してしまう人為的ミス…。これらの脅威から大切なデータを守り、事業を継続させるためには、多層的なバックアップ戦略が不可欠です。

そこで今回は、BUFFALOの法人向けNAS「テラステーション」に搭載されている**「拠点間バックアップ(レプリケーション)」「履歴バックアップ」**という2つの機能を組み合わせ、低コストながらも鉄壁のデータ保全環境を構築する方法をご紹介します。

1. 【災害対策の要】拠点間バックアップ(レプリケーション)

拠点間バックアップは、ネットワークを経由して、物理的に離れた場所にある別のテラステーションへデータを丸ごと自動で複製する機能です。

  • メリット: 本社と支社、あるいはデータセンターなど、地理的に離れた場所に同じデータを保管できます。これにより、万が一、本社が地震や火災、水害などで壊滅的な被害を受けても、遠隔地のデータは無事なため、迅速な事業復旧が可能になります。これは事業継続計画(BCP)の観点から非常に重要です。

  • 仕組み: メイン機(本社)のデータが更新されると、自動的にバックアップ機(支社)へ差分データが転送され、常にデータが同期されます。

2. 【日々のミス対策】履歴バックアップ

履歴バックアップは、ファイルの更新履歴を世代管理して保存する機能です。Windowsの「以前のバージョンの復元」機能と連携できるため、ユーザーが専門知識なしで簡単にファイルを過去の状態に戻せます。

  • メリット: 「重要な資料を上書きしてしまった」「間違えてフォルダごと削除した」といった日常的なヒューマンエラーからデータを守ります。また、ランサムウェアによってファイルが暗号化された場合でも、感染前の正常な状態にファイルを復元できる可能性があり、強力な対策となります。

  • 仕組み: 設定した間隔・世代数で、ファイルの変更履歴(スナップショット)をテラステーション内に保存します。

なぜ「組み合わせ」が最強なのか?

この2つの機能を組み合わせることが、最強のデータ保全環境を築く鍵となります。

  • 拠点間バックアップだけの場合: ファイルを誤って削除すると、その「削除された状態」が遠隔地にも同期されてしまいます(設定による)。

  • 履歴バックアップだけの場合: テラステーション本体が物理的に故障したり、災害で失われたりすると、履歴データごと全てを失ってしまいます。

つまり、【災害・物理故障】は拠点間バックアップが、【人為的ミス・ランサムウェア】は履歴バックアップがカバーするという、見事な役割分担が成り立つのです。

まとめ

テラステーションの「拠点間バックアップ」と「履歴バックアップ」を組み合わせることで、大規模災害から日々のうっかりミスまで、あらゆるデータ消失リスクに備えることができます。難しい専門知識や高価な専用ソフトは不要で、テラステーションの標準機能だけで構築できるのも大きな魅力です。

この機会に自社のデータバックアップ体制を見直し、安心・安全なデータ保全環境を構築してみてはいかがでしょうか。

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