拠点間接続のお話
バッファロー初の企業向けVPNルータVR-S1000が発売されて設定のわかりやすさと低価格の割にIPsec対応していることを理由に今まで数社のお客様の拠点間接続に使用してきました。
比較的簡単に接続できてある程度の速度は出ているようなので喜んで使用していましたが、そのうちいつの間にか接続が切断されて自動的に再接続されない現象が発生するようになりました。
管理画面から接続ボタンを押すと再接続されるのであまり重要視していませんでしたが、時々ボタンを押しても接続できない状況となりルータの電源入れ直ししないと再接続できない状況が度々発生するようになりました。
バッファローのサポートに問い合わせてもsyslogが無いとわからないとの話でノートPCにsyslogサーバを立てて併設しsyslogを採取して送りました。
その後10回程やりとりしその度に本社と支店のsyslog等の資料を送ってやっと出た回答が「鍵交換に失敗しているらしい」ということでした。
じゃあ失敗しないようにするにはどうすればいいのか解決策が全く提示されません。
時間の無駄でした。
いい勉強になりました。
VPN目的でバッファローのルータは少なくとも仕事では使えません。
その後定評あるヤマハのルータに変えました。
サポートも電話で受けられるし設定の不明な点を聞いても的確な答えがすぐに返って来ます。
昔のようにCUIベースでは無く基本的なことはGUIでわかりやすく設定できます。
(込み入った内容はコマンドになるようですが)
補足するとバッファローVR-S1000も単なるネット接続用途では家庭向けの安価なルータと比べると安定していますのでVPNを使わない用途では使えると思います。
(そりゃ値段が数倍高いですからそれぐらいはね)
by shitan