パソコンの常識が変わるかもしれない?新たなSSDの登場

2017年04月04日 社員のつぶやき

パソコンを構成する「パーツ」というのは常々進化するものです。パソコンの主なパーツといえば、CPU、メモリ、記録媒体(HDDやSSD)、マザーボードなどがあげられますが、最近話題になっているアイテムがあります。

なぜならそれが実現するとメモリ=記録媒体となり、パソコンの構成パーツが大きく変化するからです。

メインメモリになるSSD!?3D XPoint

記憶媒体をHDDからSSDにするというのはある種昨今のブームではありますが、インテルはさらにすごいSSD、「3D XPoint」をリリースしました。

そもそもSSDはハードディスクと違い、機械的な円盤がぐるぐる回ることもないのでアクセス速度や耐久性、省電力性に優れているのでモバイル向けのノートパソコンではほぼ主流となっています。

が、インテルが発表した「3D XPoint」というこれまでのSSDを超越するすごいものです。何が凄いかって、現在主流のSSDに比べて読み書き速度が最大で1000倍(!)も速くなり、かつメインメモリとしての機能も有してしまうというところ。

つまり、パソコンのCPUのデータ処理に必要な「メモリ」が消えるという時代が来ることを意味します。そしてメモリがこれまでの8GBや16GBとは比べ物にならないほどの大容量(500GBとか1TBとか)を有しますので、CPUの処理速度がぐんと向上します。またメモリ=記録媒体であるためにデータそのもののアクセスも俊足・・・

個人的にはこれはとても合理的な構成だと感じますし、実用化するとこれまでのパソコンすべてが「過去のもの」になってしまうと思います。

とても楽しみな商品ではありますが、価格も高いのでまずは産業向けのサーバ機でリリースとなるようです。構成するパーツもいろいろと変わってくるでしょうから、一般用のパソコンに搭載されるのは数年後?かもしれません。

それでも歴史が変わるようなパソコンの登場を期待せずにはいられませんね(^^)

さんぺ~

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