そういえばなぜ使い分ける?シングルクリックとダブルクリック
先日、西東京市の行政事務所様へ液晶一体型PCの納品してきました。
その際、御高齢で現役バリバリの行政書士の方も使ってみたい!ということで、パソコンの使い方もレクチャーさせて頂きました。
で、出た質問にちょっとびっくり。
「なんでクリックとダブルクリックがあるんだい?」
曰く、スタートメニューからの起動はシングルクリックで済みますが、デスクトップやエクスプローラーではダブルクリックが必要になるという違いに疑問を持たれたようです。
どちらも、ソフトを起動するうえでは同じものが立ち上がるのになぜ?というご質問。
普段何気なく操作している動作ですから、こう聞かれるとちょっとドキッとしますね(笑)
シングルクリックとダブルクリックが分けられたわけ
一応明確な・・・というか、理由あって分けられています。
そもそもダブルクリックとは?
「実行」を意味します。
誤クリックによる誤起動等を防ぐために生まれたといわれています。
シングルクリックは選択
基本的シングルクリックは「選択」を意味します。
本来の用途としては、エクスプローラー上でのファイルやフォルダの複数選択やドラック&ドロップの操作が基準になっています。
確かに、複数選択したいときに誤って起動や動作してしまうとウットウシイですもんね・・・
シングルクリックでも実行になる理由
ネットサーフィンやスタートメニューでの実行など、シングルクリックでも実行の動作になる状況は多いものです。
これの理由はシンプルで、本来のクリックである「選択」の動作が不要な場合にクリックで実行となります。
ついででいうと、複数選択するような状況がない場合にはクリックですね。
そういう場合だといちいちダブルクリックも…となりますから、確かに理にかなっていますね(^^;
どうしてもシングルクリックにしたいなら設定を
Windowsではダブルクリックをキャンセルすることも可能です。どうしてもすべてをシングルクリックやりたいという場合には、設定変更をしています。
今回のケースでは「とりあえず使って慣れます」とのことなので、そのまま行きます。引き続きサポートしながら、使いやすいパソコン環境を提供できればと思います(^^)
さんぺ~