無線LANの出力のお話
2016年10月17日
仕事のこだわり
お客様からの要望でよくあるのが無線LANで電波が届かないと嫌だから強力なやつにしてとかよく言われます。
こと日本では法律で無線出力の上限が決められていて１０ｍWとなっているので国内で正規に流通している無線LAN機器の出力はどれも似たようなものです。
では値段の高い無線LAN親機は何が違うのかというと、安定した接続がいかに持続できるようになっていることがポイントです。
無線LANが珍しかった時代と比較して最近は一般家庭でも無線LANを使用することが多くなりそれに比例して混雑しています。
結果として親機や子機がうまくやり取りできないと無線の電波は十分届いているのに頻繁に切れてしまうとか目の前の無線LAN親機に接続できない状況となってしまいます。
企業向けの無線LAN親機は家庭用と比較しても何倍もの価格となりますが、そのあたりの無線の制御や耐久性のある部品などで安定性は比較になりません。
弊社では無線LANの安定化のために少々高くても企業向け製品をお勧めいたします。
